本コラムでは、「いいものごとに橋をかける」を会社理念として掲げている株式会社&.dが、Eコマース領域でShopifyアプリの開発事業で開発した「レコメンド.amp」について紹介していきます。
「レコメンド.amp」は、オンラインストアにアクセスしたお客様に「この商品を見た人は、こんな商品も見ています。」を提供できるアプリです。自社の商品をレコメンドとして表示することで、商品ページからの離脱を減らし、多くの関連商品を閲覧してもらうことで販売チャンスを増やせます。この記事では、「レコメンド.amp」の特徴と導入方法を詳しく解説します。
目次
「レコメンド.amp」とは?
「レコメンド.amp」とは、商品ごとにレコメンドを自動で計算し、お客様に対しておすすめ商品を表示することで、ビジネスチャンスを増やせるアプリです。導入に複雑な作業は必要なく、コードを埋め込むだけで簡単に実装できます。
お客様に商品をレコメンド

サイトにアクセスしているお客様が次に関心を持ちそうな商品をリアルタイムに機械学習し、即座に反映します。レコメンドモジュールの差し込み場所やタイトルは、自社サイトに合わせてカスタマイズできるので、より多くの商品をお客様に閲覧してもらう機会を増やし、ストア内の回遊を促すことで離脱率や直帰率の減少を期待できるのです。
費用は?
「レコメンド.amp」には、4つのプランが用意されています。
・ミニマム:月額$11
レコメンド可能な商品の数は50商品までです。
閲覧履歴を表示できます。
・スモール 月額$29
レコメンド可能な商品の数は100商品までです。
閲覧履歴を表示できます。
・ミディアム 月額$59
レコメンド可能な商品の数は1,000商品までです。
閲覧履歴を表示できます。
・ラージ 月額$119
レコメンド可能な商品の数は10,000商品までです。
閲覧履歴を表示できます。
7日間の無料期間があるので、まずはお試しできます。
開発ストアは無料でご利用いただけます。
「レコメンド.amp」で、できること
「レコメンド.amp」では、以下のことができます。
・レコメンドの埋め込み
・レコメンド商品の一覧表示
商品詳細ページでの離脱や直帰を減らしつつ、ストア内での回遊を増やすために、商品レコメンド機能の導入はおすすめです。また、取り扱っている商品数が多く、関連商品を手動で登録する手間が省けます。より多くの商品を表示できるので、ビジネスチャンスの拡大が期待できるのです。以下では、さらに詳しく機能と特徴を解説します。
また、レコメンド.ampの強みについて以下の記事でも詳しく紹介していますので併せてご覧ください。
参考:Shopifyに導入すべきレコメンド.ampの強みや注意点を紹介!
商品レコメンドの埋め込み

リアルタイムでの機械学習に基づいて高性能レコメンドが実現できます。サイトに合わせて、レコメンドモジュールの差し込み場所やオリジナルのタイトルを自由にカスタマイズし、商品ページ内に埋め込み可能です。
レコメンド商品の一覧表示

サイトにアクセスしたお客様が閲覧しているレコメンド元の商品を管理画面上から確認できます。閲覧数によってランキング形式で表示されるので、どの商品が興味を持たれているかが一目瞭然です。
「レコメンド.amp」の導入の解説
「レコメンド.amp」の導入と設定は簡単です。コードをコピーして埋め込むだけなので、短時間で導入できます。まずは、Shopifyから「レコメンド.amp」をダウンロードしましょう。
管理画面での設定方法
アプリのインストール後、Shopifyの管理画面から、「オンラインストア」「テーマ」の順にクリックします。編集したいテーマを選び、「アクション」「コードを編集する」の順でクリックしましょう。「Templates」の中から「product.liquid」をクリックしてください。「product.liquid」にコードが記載されています。
HTMLタグの差し込み
Liquidコードの中から、以下のコードを探してください。
{% section 'product-template' %}
上記のコードの下の行に、以下のコードをコピーしましょう。
<div id='related-products'></div>
貼り付けたら「save」をクリックしてください。このコードを差し込んだ後に、顧客からのアクセスがあると、お客様の画面に最大4つの商品がレコメンド表示されます。
まとめ
「レコメンド.amp」は、お客様へおすすめの商品を自動的に表示できる自動レコメンド機能です。お客様が関心を持ちやすい商品を機械学習によって自動に表示することで、サイトからの離脱率と直帰率の改善が見込めます。関連商品を表示して閲覧してもらうことで、売り上げアップも期待できます。まずは、無料でお試ししてビジネスチャンスを広げてみましょう。