沖縄・離島に向けて、本州とは別に送料を設定したい
本記事では配送カスタム.ampを使って、以下の要件を満たす設定方法を紹介します。
| 沖縄・離島向け送料設定にあたって、商品タグ別で送料の発生をコントロールしたい商品タグ「無料」を含まない商品、または「無料」を含む商品と含まない商品の掛け合わせの注文の場合には、一律で固定の金額が発生するように設定したい |
使用が想定されるShopifyストア
今回は、以下のようなShopifyストアでの活用が想定できます。主にリピート・定期購入がスタンダードになっているサイトが挙げられるでしょう。例えばコーヒー豆、紅茶、サプリメント、ペットフード、基礎化粧品など定期的に購入しておくことが推奨されるストアです。
このようなストアで配送カスタム.ampを活用し、商品タグ別で送料の発生をコントロールしてみましょう。上記のストアを運営している方であれば、本記事の内容がきっと役立つはずです。
解決方法：配送カスタム.ampでの送料設定方法
こうしたお悩みに対しては、配送カスタム.ampを使用します。商品タグごとに送料を設定するには、まずは「アドバンスプラン」へ加入してください。
1.配送カスタム.ampをアドバンスプランへアップグレードする
まずは、Shopifyの管理画面から配送カスタム.ampの設定を表示し、プラン選択を「ノーマルプラン」から「アドバンスプラン」にクリックします。
プラン変更の確認画面が表示されるため、「変更する」をクリックしてください。
この画面が表示されたら、「適用する」をクリックしてアドバンスプランの導入を完了させます。
この画面が出たら、アドバンスプランへの移行が完了した証拠です。青いポップアップが表示されますが一度無視し、「配送方法の追加」をクリックしましょう。
実際に希望通りの送料設定を行うために以下から説明します。
2.料金ルールを設定する
配送のプランを作成し、実際に料金ルールの条件を選択していきましょう。ここでは「沖縄・離島向け送料設定にあたって、商品タグ別で送料の発生をコントロールしたい」ため、まずは商品タグを選択し、「配送料金の追加に進む」をクリックします。
ここで、第1条件のところに以下のように入力します。
商品タグ に 無料（任意記載） が含まれる
同じ画面で、料金の加算方法を「加算」にします。これは、商品タグに無料が含まれている商品については送料を0円にするものの、別商品が入っている場合にはその商品分を加算するという意味です。
次に、沖縄・離島向けの送料設定も加えていきましょう。同じ配送方法の中から料金ルールを編集します。上記の画面のように、「料金ルールの条件の選択」から「沖縄・離島」をクリックします。
料金設定を編集します。沖縄・離島向けの送料はストアによって異なると思いますが、ここでは例として300円を設定します。
画面に戻ると、このように料金ルールが設定されました。「商品タグ『無料』を含まない商品、または 『無料』を含む商品と含まない商品の掛け合わせの注文の場合には、一律で固定の金額が発生するように設定したい」要望にも、これで対応できます。
商品タグに無料が含まれるが沖縄・離島への発送の場合には300円追加する、という設定になります。
配送カスタム.ampについて
「配送カスタム.amp」は、日本向けに開発されたShopifyの国産送料設定アプリです。アドバンスプランへ加入すると、本記事のように商品タグを複数設定でき、より詳細な送料コントロールが可能になるなどのメリットがあります。
【主な機能・特徴】
・多条件による配送料金設定｜地域、配送方法、注文量、商品タグなどの複合条件で送料を柔軟に設定できる
・日本特有配送方式への対応｜クール便、小型郵便、代引き、置き配（カンガルー便）などに対応
・配送料シミュレーター搭載｜複数の条件に基づいて送料額を事前シミュレーション可能
・Shopify管理画面統合｜コード不要で管理画面から簡単に導入・設定できる
・最新テーマに対応｜テーマとの互換性が高く、デザイン面での導入ハードルが低い
【どのような方に向いているか】
・地域や商材特性ごとに異なる送料ルールが必要なストア運営者の方
・複雑な送料構成（温度帯別配送や代引きなど）に対応したい事業者の方
・送料シミュレーションで設定ミスを防ぎたい管理者
【価格】（14日間の無料体験あり）
| NORMAL | ADVANCED |
| $12/月 | $24/月 |
まとめ｜まずは無料体験で試してみよう
日本製送料設定アプリ「配送カスタム.amp」を利用すれば、複雑な配送ロジックであってもコード不要で自動化できます。ただし、この自動化設定には、アドバンスプランの利用が前提となります。
まずは14日間の無料体験を利用して、自社の複雑な配送ニーズが解消できるか試してみることをおすすめします。
