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配送料カスタム.amp

2023.03.04

Shopifyで配送料を細かく設定できる3つのアプリを紹介!

目次

本コラムでは、Shopifyで配送料を細かくカスタマイズできるおすすめの3つのアプリケーションを紹介します。配送料カスタムアプリは、ストア運営者が自由に配送料を決定できるアプリです。それぞれのアプリケーションごとにできることや特徴を紹介しているので、比較検討したいという方は是非参考にしてみてください。

Shopifyデフォルト機能では細かい料金設定がしにくい

Shopifyデフォルト機能では、細かい料金設定ができないケースがあります。例えば、配送先ごとの料金設定では、都道府県単位での送料設定までしかできず、それより細かい地域ごとの料金設定ができません。その他にも、冷蔵や冷凍が必須な商品への配送料金の加算、店舗受け取りなどの条件付きで、配送料が無料になるなどの詳細な料金設定が行うことができません。

このように、柔軟な配送料金の設定が難しいことは、企業規模が拡大し、顧客数が増えた際などにそのニーズに応えられなくなってしまう可能性があります。

配送料を細かく設定できる方が良い理由

細かい送料設定が難しい場合、ECサイト運営において利益が減少してしまう可能性があります。

例えば全ての商品の配送料を一律にすると、「重量が重い商品」や「冷凍保存必須の商品」など特別な対応が必要な商品の際に、運営側が支払う配送料が増加し、ゆえに利益が減少してしまう可能性があります。

そこで下記では、配送料のカスタマイズができるShopifyアプリを紹介していきます。

Parcelify

参照元:https://apps.shopify.com/parcelify?locale=ja

Parcelify: Shipping Ratesは、郵便番号に基づいて配送料金の設定が行えます。Shopifyのデフォルト機能よりも、詳細な設定ができる為、より顧客のニーズに寄り添った料金設定を行うことができます。

プランは、Basic Planのみで月額19.99ドルの定額です。14日間のトライアル期間があるため、導入を検討している方も、導入しやすくなっています。

特徴やできること

Shipping Rates by Parcelifyを導入すると、以下のような機能を活用することができます。

・郵便番号に完全に一致、または前方一致を条件とした設定

・「~を含む」「~を含まない」「~と等しい」「~で始まる」などの設定が可能

・離島やエリア外の発送が可能

・セットや重量ベースで配送料の設定が可能

・商品ごとの条件設定が可能 例)店舗受け取り等

・設定した料金以上で送料無料にできる

CustomShip

参照元:https://apps.shopify.com/customship?locale=ja

CustomShipは、商品、地域、重量などごとに配送ルールや配送料金を設定できるShopifyの配送料金カスタマイズアプリです。CustomShipは、日本の配送会社や日本に配送する業者に特化して構築されたアプリです。

CustomShipは、ベーシックプラン29ドル、スタンダードプラン69ドル、プレミアムプラン299ドルの3つのプランから構成されており、それぞれのストアにあったプランから選び利用することができます。

特徴やできること

・コーディング不要

・複数の販売チャネルで宣伝、販売が可能

・在庫の追跡、スタッフ管理機能

・24時間体制のメールサポート

・英語によるライブチャットサポート

配送料カスタム.amp

参照元:https://apps.shopify.com/amp-custom-delivery-charge-prd?locale=ja

配送料カスタム.ampとは配送地域や発送方法、注文量などの様々な条件に応じて自由に配送料金が設定できるようになり、それぞれのストアの運営状況に合わせた配送料の設定を実現するアプリです。

特徴やできること

配送料カスタム.ampで設定できることは、大きく4点あります。それは、「判定指標」「条件詳細」「料金設定」「期間とメモ」の4点です。

・判定指標

判定指標の設定では、クール便や小型郵便という商品タグの商品で送料を設定できたり、その他にも、「一定額以上で送料無料」や都道府県ごと、郵便番号ごと、注文合計金額ごとに送料の設定を行えます。

・条件詳細

条件詳細の設定では、配送料金を設定する更に詳細な条件を設定します。例えば、配送料金の基準となるカート内の注文合計金額(最大・最小)を設定したり、配送料金の基準となる都道府県や郵便番号を設定できます。

・料金設定

料金設定では、上記で指定した条件の場合に加算、または決定する配送料金を設定したり、料金の加算方法を設定できます。また、カートの総重量に合わせて細かく配送料金を設定することもできます。

・期間とメモの設定

期間とメモの設定では、配送料が適用される期間(注文日)の設定や、購入者側からは見れない管理用のメモを設定することができます。

まとめ

本コラムでは、Shopifyで配送料をカスタマイズできるおすすめの3つのアプリケーションを紹介しました。

配送料カスタムアプリは、ストア運営者が自由に配送料を決定できるアプリです。しかし、Shopifyデフォルト機能では、柔軟な料金設定が難しいケースがあります。様々な配送状況に合わせて適切な配送料を設定したい場合は、ぜひ今回紹介したアプリの導入を検討してみてください。

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