
「ギフト対応をしたいけど、Shopifyのデフォルトでそのまま実現できるの?」
「シーズンに合わせて他の人に贈り物ができるような仕様にしたい」
母の日、お中元、クリスマス、年末年始。ギフト需要が高まる季節になるたびに、上記のように悩むEC担当者は少なくないでしょう。Shopifyは海外製のプラットフォームであるため、日本の商習慣に沿った「のし」や「メッセージカード」などの対応は、標準機能だけでは不十分なことがほとんどです。
しかし、適切なアプリや設定を組み合わせれば、ギフト需要の取り込みは決して難しくありません。 本記事では物理的なラッピング・のし対応から、住所なしで贈れるeギフトの導入、さらには現場が混乱しないための運用術まで、Shopifyのギフト対応についてわかりやすく解説します。
Shopifyの送料設定なら「配送カスタム.amp」アプリがおすすめ
日本全国のお客様に合わせた送料設定を簡単に実現
Shopifyアプリ「配送カスタム.amp」を使うことで、配送地域や発送方法、注文量などを、ストアの運営状況によって柔軟に設定可能になります。
・エリアごとの送料設定(都道府県単位 / 郵便番号単位 / 離島)
・小型便・クール便など配送種別ごとの送料設定(商品タグ)
・カンガルー置き配便や代引き配送の送料設定
いまなら14日間の無料体験付き。Shopify運営をさらに効率化させたい方はぜひお試しください。
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目次
Shopifyストアでギフト対応を強化すべき理由
Shopifyでは、特にカレンダー上で制定されている記念日が多い日本においては、ギフト機能の整備は「あると便利な付加機能」ではなく売上に直結する施策です。
ギフト対応が客単価と新規獲得を増やすため
ギフト購入者の購入単価は、通常の自己消費購入に比べて高い傾向があります。「相手に喜んでほしい」という心理が働くため、普段より少し良いものを選ぶからです。ラッピングや熨斗(のし)といったギフトオプションを有料設定にすれば、それ自体が収益にもなります。
さらに重要なのが、ギフトの受け取り手が新規顧客になる点です。プレゼントとして商品を受け取った人が「このブランドいいな」と感じてショップを訪れ、自分でも購入するという流れは広告費をかけずに新規顧客を獲得できる数少ないルートです。ギフト対応の強化は、贈り主のリピート購入と受け取り手の新規獲得という二重の効果をもたらします。
日本の商習慣「おもてなし」がリピート率を左右するため
日本のギフト市場には、海外にはない独自の文化があります。熨斗の種類(内のし・外のし)、水引の選択、メッセージカードの文面などの情緒的な側面です。日本の贈り物文化に深く根ざした要素であり、対応の有無がブランドへの信頼感を大きく左右します。
「のし対応ができない」というだけで、法人ギフトや中元・歳暮の注文を逃すケースは実際に起きています。海外製のShopifyにこうした日本の商習慣を実装することは手間がかかりますが、一度整備すれば季節催事のたびに安定した売上をもたらす資産になります。
物理ギフト(ラッピング・のし)の導入方法
「とにかくラッピングの選択肢を追加したい」場合、大きく2つのアプローチがあります。コードを直接編集する無料の方法と、専用アプリを使う方法です。それぞれの特徴を理解したうえで、自社の運用体制に合った方を選ぶことが重要です。
無料で対応するなら「コード編集」を活用
Shopifyのテーマファイルを編集することで、商品ページや注文フォームにギフトオプションを追加できます。具体的には、カートページのLiquidファイルにチェックボックスやセレクトボックスを追加し、「ラッピング希望」「メッセージカード記入欄」などを設置する方法です。
コスト面では最も優れていますが、エンジニアリングの知識が必要な点がデメリットです。テーマのアップデート時に設定が崩れるリスクもあるため、エンジニアが社内にいない場合は後述のアプリ活用を検討したほうが運用の安定性は高まります。
運用を楽にするなら「ギフト設定アプリ」がおすすめ
コードの知識がなくても、専用アプリを導入するだけでラッピングの選択肢や有料オプションの設定が完結します。管理画面から直感的に操作でき、オプションの追加・削除も柔軟に行えるため、催事ごとにギフト内容を変えたいショップにとって特に効果的です。
月額費用はかかりますが、設定・運用のコストを考慮すれば、多くのケースでアプリのほうがトータルコストは低くなります。後述のアプリ比較セクションも参考にしてください。
日本独自の「のし」やメッセージカードへの対応
熨斗対応は、Shopifyの標準機能では実現できない領域です。のし紙の種類(蝶結び・結び切りなど)、表書きの種類(御祝・内祝など)、名入れの有無などが挙げられます。これらを注文時に選択・入力できる仕組みは、日本向けのギフトアプリか、カスタム開発によって実現できるでしょう。
のしやメッセージカードの内容は、注文管理画面で確認できる形にしておくことが重要です。印刷・梱包時に情報が拾えない状態では、現場でのミスが増える原因になります。この点については、後述の「運用ポイント」のセクションもあわせて確認してください。
住所不要で送れる「eギフト」の仕組みとメリット
近年、急速に普及しているのがeギフト(ソーシャルギフト)です。従来の「住所を知っている相手に物を贈る」という形とは異なる、新しいギフト体験を提供できます。
SNSやメールで即座に贈れる「eギフト」とは?
eギフトとは、商品そのものではなくギフト引換コードやURLを贈る仕組みです。贈り主はSNSのDM、メール、LINEなどを通じてギフトを送り、受け取り手が自分で配送先住所を入力して商品を受け取ります。
住所を知らない友人や同僚への贈り物、誕生日のサプライズ、遠方の親族への贈り物など、従来のギフト購入では手間が多かった場面で特に威力を発揮します。
また、デジタルネイティブ世代を中心に「もらう側が欲しいものを選べる」体験への需要も高まっており、eギフトは今後さらに重要な販売チャネルになると考えられます。
住所入力が不要になることでカゴ落ちを防ぐ
通常のギフト購入における最大の離脱ポイントは、相手の住所がわからないという状況です。「後で聞いてから購入しよう」と思ったまま、そのまま購入されないケースが数多く発生しています。
eギフトでは贈り主が住所を入力する必要がないため、この離脱を根本から解消できます。購入の心理的ハードルが下がることで、衝動的なギフト購入(誕生日の当日にサッと送る、など)も増えます。カゴ落ち率の改善という観点でも、eギフトの導入効果は無視できません。
eギフト導入時に確認すべきオペレーションの変更点
eギフトを導入する際は、バックヤードの運用フローも見直す必要があります。受け取り手が住所を入力するタイミングは贈り主の購入後になるため、「いつ商品を発送するか」のトリガーが変わります。 住所登録の通知を受け取り次第、発送処理に入る仕組みを整備しておかなければ、在庫の滞留や発送遅延が発生します。
また、eギフトの有効期限設定(例:受け取りから3ヶ月以内に住所登録が必要)や、期限切れ時の返金フローも事前に定めておくことが重要です。
【2026年最新】Shopifyにおける厳選おすすめギフトアプリ3選
Shopifyのアプリストアには多数のギフト関連アプリが存在しますが、日本市場のEC事業者が実際に使うことを前提に、機能・信頼性・日本語対応の3軸で厳選した3つを紹介します。
配送カスタム.amp

「配送カスタム.amp」は、配送地域・発送方法・注文量など様々な条件に応じて配送料金を自由に設定できる国産のShopifyアプリです。配送料の設定において細かなカスタマイズを行いたいストアや、特定の地域や発送方法に対応したいストアにおすすめです。
【主な機能・特徴】
- 細かい配送料設定|自社ストアの運営状況に合わせた細かい配送料設定が可能
- 日本特有の配送システムに対応|クール便や代引きなど
- 離島などの地域別配送料金設定|都道府県や郵便番号ごとに配送料金の設定
- 商品タグごとの配送料金設定|クール便や小型郵便対象など
- 金額・重量別の配送料設定|注文の合計金額や合計重量に応じて、柔軟に配送料を自動計算・設定可能。
- 置き配対応|カンガルー置き配便の設定
- 複合条件での配送料金設定|複数の配送料金設定条件を加味した配送料金設定
- 配送料金シミュレーター|配送料金シミュレーターを使用して、設定した条件が意図通り機能するか確認可能
【事例】
クリーニング業界で使用される洗剤や機会の提供を行っている「株式会社光栄産業」では、一般家庭向けの洗剤販売サービス「DAILY CLEANERS & CO-」において「配送カスタム.amp」内の機能である「カンガルー置き配便 by LOCCO」を導入しました。置き配を活用し、再配達を減らしトラックからのCO2排出量削減に取り組んでいる事例です。
参照:光栄産業、脱炭素社会に向けて「宅配便の再配達削減」を目指す
【どのような方に向いているか】
・クール便・代引き・置き配など日本特有の配送形態を採用している方
・商品ジャンルごとに異なる送料設定をしたい方(例:食品と雑貨で送料条件を分けたい)
・離島や特別地域に柔軟に対応したい方
価格(14日間の無料体験あり)
| NORMAL | ADVANCED |
| $12/月 | $24/月 |
| 基本機能(都道府県、郵便番号、注文合計金額・重量・個数)による送料計算小型郵便、クール便など商品タグごとの配送料金の設定代引きカンガルー置き配便の配送料金の設定複数の配送料金の設定条件を加味した配送料金シミュレーター | NORMALプランの機能全てヤマト運輸 コンビニ受け取りの配送料金設定上記の条件を組み合わせた複合条件の設定【β版】 |
配送カスタム.amを活用した実例については下記で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
条件に応じて細かく配送料金を設定したい方は
AnyGift(エニーギフト)

AnyGiftは、国内eギフト市場で高いシェアを誇るShopify連携アプリです。
【主な機能・特徴】
- 住所不要のeギフト化|商品ページにギフト用ボタンを設置し、住所を知らない相手にもURLを送るだけでギフトを贈れる仕組みを実現する
- 受け取り側での配送先入力|URLを受け取った相手が、自分の都合の良い場所・時間に配送先を入力できるため、ミスマッチや受け取り拒否を防げる
- ギフトメッセージ対応|デジタルメッセージカードを添える機能を備えており、感謝や祝いの気持ちをオンラインで伝えられる
- Shopifyとの親和性|既存の在庫や決済システムと直結しているため、特別な管理フローを追加することなく、普段通りの注文管理でギフト発送を完結できる
【どのような方に向いているか】
- SNSでのつながりが中心で、住所を知らない相手に商品を贈りたいというニーズに対応したい方
- 「ギフト需要」を取り込みたいが、専用のギフト配送システムを構築するのが難しい方
- 配送先住所の入力ミスや、長期不在による再配達などの物流トラブルを減らしたい方
【価格】(14日間の無料体験あり)
| STANDARD | EXPERT | ENTERPRISE |
| $199/月 | $299/月 | $600/月 |
| eギフト機能の導入・ノーコードでの設定eギフト受け取りURLの発行デジタルメッセージカード機能マーケティング機能OMS連携機能(ロジレス、オープンロジ、ネクストエンジン等)eギフト送料設定機能配信メールのカスタマイズ機能 | STANDARDプランのすべて+選べるカタログギフト機能+複数配送先eギフト機能+受け取り日時の指定機能+ドメインのカスタマイズ機能(eギフト受け取りURL、メールアドレス)+体験型ギフト機能+eギフトURLの一括発行機能+対面、オンラインでのサポート | EXPERTプランの全て+専任のギフトグロースマネージャー+コンサルティング支援(定例MTG、レポーティング)+テーマカスタマイズ支援+クリエイティブ作成支援(一部) |
AllinGift(オールインギフト)

「All in gift」は、eギフト(SNSギフト)だけでなく、熨斗やラッピング、カタログギフトなど日本のギフト商習慣を網羅したオールインワンのギフトアプリです。
【主な機能・特徴】
- ハイブリッドなギフト対応|住所を知らない相手への「eギフト」と、従来通りの「通常ギフト」の両方を1つのアプリで管理できる
- 日本市場特化のオプション|熨斗、ラッピング、ギフトカード、手提げ袋など、日本の贈答文化に欠かせない設定が直感的に行える
- 受け取り手主導の選択機能|カタログギフト機能や、受け取り手がサイズ・カラーを選べるバリエーションギフトにより、贈る側の不安を解消する
- 主要出荷システム連携|ロジレス、オープンロジ、ネクストエンジンなど国内の主要な配送・出荷管理サービスとの連携が可能である
【どのような方に向いているか】
- eギフトだけでなく、熨斗やラッピングなど伝統的なギフト対応も同時に行いたい方
- 相手のサイズや好みが分からず、贈り物選びに悩む顧客の購入を後押ししたい方
- 国内の配送・出荷管理システムと連携し、ギフト注文の運用を効率化したい方
【価格】(14日間の無料体験あり)
| eギフト(最安値保証) | 通常ギフト | eギフト PRO(最安値保証) | 通常ギフトPRO |
| $9.90/月 | $9.90/月 | $49/月 | $49/月 |
| 通常ギフトのすべての機能eギフトノーコード設定、デザインカスタマイズデジタルメッセージカード機能(独自デザインOK)配送日時設定匿名eギフト設定受取る人が選べるカタログギフト受け取る人がサイズや色が選べるアパレル向けギフトマーケティング機能(クーポンなど) | 通常ギフト熨斗、ラッピング等の設定 | eギフトプランのすべての機能複数配送(マルチシップ)機能通常ギフトの配送日時設定ギフトオプションの個別設定 | 通常ギフトのすべての機能複数配送(マルチシップ)機能通常ギフトの配送日時設定ギフトオプションの個別設定 |
迷ったらこれを選ぼう!2アプリの比較
| 項目 | AnyGift | AllinGift |
| 主な強み | 「eギフト体験」の最大化・洗練 | 「日本型ギフト商習慣」の全網羅 |
| eギフト機能 | 非常に充実(専任支援・高度な設定) | 実用的(必要十分な機能を完備) |
| 通常ギフト対応 | 〇(可能) | ◎(特に強い) |
| 日本特有の文化 | メッセージカード等 | 熨斗・ラッピング・袋まで標準対応 |
| 初期費用・導入 | 比較的コストがかかる | 導入しやすい低価格設定 |
| サポート体制 | 手厚い(コンサル・伴走あり) | 効率的(セルフ設定が基本) |
| 推奨ストア規模 | 中〜大規模・ギフト特化型 | 小〜中規模・ギフト導入初期〜全般 |
AnyGiftは、ギフトを単なる機能として導入するのではなく「ギフトを通じたブランドの成長」を狙う場合に適しています。特に、ギフト特化型のマーケティングを行いたい場合や、手厚いサポートを求めている場合に有効です。
一方でAllinGiftは、日本ならではのギフト文化をShopify上で手軽かつ確実に再現したい場合に適しています。コストパフォーマンスを重視し、実務的な効率化を最優先したいストアに最適です。まずは一度、両方の無料体験期間を活用して、自社の現在の管理フローにどちらの管理画面がより馴染みそうか実際に触れてみることを強くおすすめします。
Shopifyのギフト注文をミスなく捌くための運用ポイント
ギフト対応の設定が完了した後に見落とされがちなのがオペレーションの運用設計です。ギフト注文が増えるほど、現場の混乱リスクも比例して高まります。
注文管理画面での「ギフト注文」判別を自動化する
ギフト注文と通常注文が混在する状態で目視確認に頼ると、ミスが増えます。Shopifyのタグ機能やアプリの自動タグ付け機能を活用して、「ギフト注文」フラグが立った注文を一覧で確認できる状態にしておくことが重要です。
注文管理画面でのフィルタリング設定や、ピッキングリストへのギフト情報の自動出力など、人間の確認工数を減らす仕組みを最初から作っておくことが、ギフト繁忙期を乗り越えるための鍵になります。
配送伝票ソフト(Ship&Co等)との連携のコツ
ギフト注文では、送り主(注文者)と届け先(受取人)が異なるケースが多く、通常の配送処理とは別のフローが必要になります。Ship&CoなどのShopify連携配送管理ツールを使う場合、ギフト注文時の送り状に差出人をショップ名にするか、贈り主の名前にするかをあらかじめ決めておく必要があります。
また、のしやメッセージカードの内容を配送処理の際に参照できる形で出力できるよう、アプリ間のデータ連携も事前に確認しておきましょう。
梱包ミス・送り間違いを防ぐチェック体制の構築
ギフト対応で最も多いトラブルは「のしの内容が違った」「メッセージカードを入れ忘れた」「のしなしで発送してしまった」といった梱包ミスです。繁忙期には件数が増えるため、チェックリストの運用や、二重確認の仕組みをフロー化しておくことが欠かせません。
特に法人ギフトや慶弔ギフトでは、のしの内容ミスが顧客の信頼を大きく損なうリスクがあります。「ギフト注文は必ずチェックシートで確認する」という社内ルールを繁忙期前に整備しておくことを強くおすすめします。
まとめ|ギフト対応で自社ブランドのファンを増やそう
Shopifyのギフト対応は客単価アップだけでなく、受け取り手を新規顧客にする二重の効果があることが特徴です。
物理ギフトは「コード編集(無料)」か「専用アプリ」で実装し、のし対応は日本向けアプリが必須であり、アプリ選定は「eギフト中心か、ラッピング中心か」で絞り込み、まずトライアルで確認しましょう。
設定完了後のオペレーション運用設計を怠ると、繁忙期に現場が混乱する可能性があります。まずは贈り主が「この店で贈って良かった」と感じ、受け取り手が「このブランド、また使いたい」と思えるようなギフト体験を重要視しましょう。
ぜひ本記事を参考に、次の催事シーズンまでにギフト対応の整備を進めてみてください。
Shopifyの送料設定なら「配送カスタム.amp」アプリがおすすめ
日本全国のお客様に合わせた送料設定を簡単に実現
Shopifyアプリ「配送カスタム.amp」を使うことで、配送地域や発送方法、注文量などを、ストアの運営状況によって柔軟に設定可能になります。
・エリアごとの送料設定(都道府県単位 / 郵便番号単位 / 離島)
・小型便・クール便など配送種別ごとの送料設定(商品タグ)
・カンガルー置き配便や代引き配送の送料設定
いまなら14日間の無料体験付き。Shopify運営をさらに効率化させたい方はぜひお試しください。
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