
ECサイト運営において、年末年始などの繁忙期に特に増加するのが「注文した商品は今どこにありますか?」「いつ届きますか?」といった配送状況に関する問い合わせです。 ある調査では、ECサイトへの問い合わせのうち約7割が「注文状況」に関連するものだと言われています。
これらの問い合わせは、購入者が商品到着を心待ちにしている証拠である一方、ストア運営側にとっては、出荷作業と並行して個別に対応しなければならない大きな負担となります。
今回は、Shopifyアプリ「配送日時指定.amp」の機能の一つである「追跡番号CSVアップロード」を活用し、これらの問い合わせを未然に減らす方法をご紹介します。
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Shopifyアプリ「配送日時指定.amp」を使えば、配送業務の煩わしい作業を削減できます。
・日本の配送会社に合わせた配送日時の指定の受付(休業日や締め時間の設定も可能)
・商品タグやカート内商品の条件によって配送希望日を指定できないように設定
・出荷伝票CSVエクスポートや追跡番号アップロード
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また、配送日時指定.ampについて詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
目次
現場で起きている追跡番号管理の課題
出荷件数が増えるにつれて、配送現場やカスタマーサポートでは以下のような課題が発生しがちです。
- どの注文にどの追跡番号を割り当てたか分からなくなる:複数の配送業者を利用していたり、大量の伝票を一度に出力したりする場合、注文データと伝票番号の照合に時間がかかります。
- 通知メールへの入力ミス: 管理画面から手作業で追跡番号を入力して発送通知を送る場合、コピー&ペーストのミスが発生するリスクがあります。
- 問い合わせメールの増加: 発送完了メールを送っていても、追跡番号しか記載されていない場合、購入者は自分で配送業者のサイトを検索して番号を入力しなければならず、手間がかかります。結果として、ストアへ直接問い合わせるケースが増えます。
これらの課題は、出荷フローの中に「追跡番号CSVアップロード」を取り入れることで解決可能です。
配送日時指定.ampの「追跡番号CSV一括登録」でできること
「配送日時指定.amp」には、配送業者の発行した追跡番号(送り状番号)をCSV形式で取り込み、Shopifyの注文データと一括で紐付ける機能があります。
具体的な手順は以下の通りです。
- 配送業者からCSVデータを出力する ヤマト運輸のB2クラウドや佐川急便のe飛伝など、利用している配送システムから、発送済みのデータ(注文番号と追跡番号が対になったもの)を出力します。
- アプリにCSVをアップロードする 「配送日時指定.amp」の管理画面から、先ほどのCSVファイルをアップロードします。
- 自動で紐付けとステータス変更が行われる アプリが注文番号(または注文ID)をキーにして追跡番号を照合し、Shopify上の注文ステータスを「発送済み」に変更します。同時に、追跡番号が注文情報に登録されます。
これにより、1件ずつ管理画面を開いて番号を入力する作業がなくなります。
発送完了メールを「安心の体験」に変える
追跡番号を正しく登録するだけでは、購入者の不安を完全に解消することはできません。重要なのは、その情報がどのように購入者に届くかです。
本アプリを活用することで、発送完了メールの内容をより親切なものに変更できます。
- 配送状況確認ページのリンクを自動挿入:単に番号を記載するだけでなく、クリックするだけで配送状況が確認できるURL(配送業者の追跡ページ)をメールに記載します。購入者が番号をコピーして検索する手間を省きます。
- 「到着予定日」の記載:配送日時指定が行われている注文の場合、メール本文に「お届け予定日:〇月〇日」と明記することが可能です。
「発送しました」という事実だけでなく、「いつ届くか」「今どこにあるか」がメールを見るだけで分かる状態をつくることで、発送完了メールは単なる通知から、購入者に安心を与えます。
年末繁忙期にこそ一括通知が必要な理由
注文数が少ない時期であれば、手作業での入力や個別のメール対応でも運営は回るかもしれません。しかし、年末商戦やセールの時期には状況が一変します。
- 手作業の限界とミスの発生:数百件の注文に対して手動で番号を入力すれば、必ずどこかで入力ミスや抜け漏れが起こります。誤った番号を通知された購入者は不安になり、クレームへとつながります。
- 問い合わせ対応にかかる時間:「荷物が届かない」という問い合わせ1件に対し、状況を確認して返信するまでに数分から数十分の時間を要します。これが数十件重なれば、本来行うべき販促活動や出荷作業に支障が出ます。
CSVによる一括登録を利用することで、作業時間を短縮するだけでなく、人為的なミスを物理的に防ぐことができます。
問い合わせ削減の成果を測る指標(KPI)
この仕組みを導入した後、実際に効果が出ているかを確認するために、以下の指標をチェックすることをお勧めします。
- 発送済み注文に対する問い合わせ率 (「荷物はどこ?」という問い合わせ件数 ÷ 発送件数)× 100 この数値が導入前後で減少していれば、施策は成功です。
- 顧客満足度(レビューなど) 「配送がスムーズだった」「到着日が分かって助かった」といった声が増えているかを確認します。
配送に関する問い合わせ対応を減らすことは、ストアスタッフの負担を減らすだけでなく、購入者にとってもストレスのない買い物体験を提供することに直結します。 年末の繁忙期を迎える前に、配送管理のフローを見直し、自動化できる部分はアプリに任せることをご検討ください。
配送日時指定.ampについて

「配送日時指定.amp」は、日本の主要な配送業者に合わせて、購入者が商品購入時に配送日や配送時間帯を指定可能にするアプリです。配送日時指定ができるShopifyアプリの中でも人気の高いアプリで、日本での累計インストール数は4,000件を超えています。日本の配送業者に合わせた配送日時指定ができる機能を導入したいストアや、配送スケジュールのカスタマイズを行いたいストアにおすすめです。
詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
【主な機能・特徴】
・配送日時の詳細設定|配送会社ごとの時間帯、最短・最長日、当日締め切りなどの柔軟な日時制御
・休業日・長期休暇の反映|ストアの営業日に応じて配送指定不可日を自動で調整
・条件に応じた配送指定制御|商品タグやカート内容による配送日時指定の可否や非表示設定
・置き配の受付|購入時に置き配希望を受け付け、注文情報にも自動反映
・商品単位での配送設定|特定商品ごとに配送希望日を個別に制御可能
・伝票出力&追跡番号連携|CSVやAPIで伝票出力、追跡番号の自動記載に対応
・外部ツール連携|AnyLogi、定期購買、CRM PLUSなど多数のアプリ・物流ツールと連携
【事例】
配送日時指定.ampは国内外で20店舗以上展開する人気らーめん店「AFURI」で導入されています。AFURIが展開する商品の中には、受注生産の商品もあり、その場合は「配送日時指定モジュールの非表示設定」機能を利用し、配送日時を指定できないようにしています。柔軟性高く、商品ごとに切り分けて配送日時指定の有無を選択できるよう設計されています。
参照:配送日時指定.amp導入事例:AFURI株式会社|オンライン販売のオペレーションの効率化を実現
【どのような方に向いているか】
・日本の配送会社に対応した細かい配送日時設定を行いたい方
・置き配や特定商品の配送条件を柔軟に制御したい方
・ストアの休業日や長期休暇に合わせて配送設定を自動化したい方
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