
チケット&予約管理.ampとは、商品をWebチケットとして管理できるようにし、電子もぎりを自動記録することでイベント・レッスン・施設入場等の受付業務を効率化するアプリです。
イベントや体験予約、施設の入館チケットなどをECサイトで販売する際、「Webチケット化」は、コストの削減や煩雑な予約管理を一元化できるなど業務効率と顧客満足の両面で大きなメリットをもたらします。
中でも、日本で事業を営むShopifyユーザーにおすすめしたいのが「チケット&予約管理.amp」アプリ。この記事では、Webチケット化するメリットや、Shopifyのおすすめアプリである「チケット&予約管理.amp」の概要や導入方法などについて解説していきます。
チケットの販売をもっとスムーズにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「チケット&予約管理.amp」とは?

チケット&予約管理.ampとは、イベント・レッスン・施設入場などの際に必要なチケットなどをWebチケットとして発行・管理できるようにし、電子もぎりを実現できるShopifyアプリです。
1. 予約・入場管理の一元化とデータ入力の省略
紙チケットの場合、予約内容と入場記録がバラバラに管理されることが多く、確認作業やミスが生じやすくなります。
一方、Webチケットは購入履歴・来場履歴・利用者情報をすべてデジタルで管理できるため、情報の可視化・一元化が実現。客層の分析・データ化が容易になり、会計の自動化に繋がります。また、データがすべてデジタルで管理されていると、データ入力を都度する必要がなくなります。
2. 購入者の利便性と紛失リスク・転売防止セキュリティの向上
Webチケットは、ユーザー側にも大きなメリットがあります。購入後すぐにスマートフォンでチケットを確認・保存できるため、発券を待つ手間やチケットの紛失リスクがありません。当日はスマホを見せるだけでスムーズに入場できます。
また、チケット情報と購入者データが紐づいているため、不正な転売や偽造の防止にも効果的。必要に応じて本人確認を求めることもできるため、安全性の高い運用が可能です。
3. チケット発券に伴うコストの大幅削減
従来の紙チケットでは、印刷費や配送費、さらには受付やチケットもぎりの人件費だけでなく、いつどれくらい売れたのかを管理するのも一手間生じ、多くのコストが発生します。
Webチケットに切り替えることで、これらの管理の手間・コストを根本から削減可能です。運営コスト全体の圧縮が期待できます。
チケット&予約管理.ampの具体的な活用シーン
Webチケットアプリ「チケット&予約管理.amp」は、Shopifyストア上でチケット販売や予約受付をスマートに行える優秀なツールです。ここでは、実際に活用されている代表的な3つのシーンをピックアップし、それぞれの特徴とメリットを詳しくご紹介します。
1.イベント・ワークショップのオンライン予約販売をしたいとき
例えば、ポップアップイベント、セミナー、料理教室、ヨガクラスなどのチケット販売として活用できます。Shopifyの商品としてイベント枠を販売し、参加者は日時・人数を選んでそのまま予約&決済が可能。
購入後はQRコード付きのWebチケットが即時発行されるため、受付業務がスムーズかつ非接触で完結します。さらに予約枠の管理もカレンダー形式で可視化され、定員やキャンセル待ちなども対応可能です。
2.施設や体験アクティビティの日時予約をしたいとき
美術館・動物園・博物館・アスレチック・アトリエ体験など、訪問者の流れを整理し、混雑を防ぎたい施設型サービスにも「チケット&予約管理.amp」は最適です。
時間ごとに入場制限が必要な施設で、「時間枠+人数制限」をかけた予約制を導入する際に非常に便利です。 「午前の部」「午後の部」といった時間帯のスロット作成や、リソース(部屋・スタッフ)の自動割当も可能。 混雑を避けながら運営効率を上げたい施設系のECにはぴったりです。
3.個別接客・カウンセリングのスケジューリングをしたいとき
接客や個別相談など、マンツーマン対応が必要なサービス提供者にとっても、Webチケットの仕組みは大きな武器になります。例えば美容サロン、パーソナルスタイリング、オンライン相談、占い、コンサルティングなどが挙げられます。
「〇時〜△時の30分枠」など、マンツーマン型の予約受付にも対応。Googleカレンダーとの連携も可能なので、スタッフのスケジュールを二重管理する必要がなく、運営側も安心。
Shopifyの注文データと紐づくことで、決済・顧客管理・予約管理がすべて一元化され、カスタマーサポート業務が簡略化されます。
チケット&予約管理.ampの機能
ここでは、Shopifyオーナーが知っておきたい具体的な機能を紹介します。
商品をWebチケットとして管理可能
通常の商品と同じように、Shopifyの商品管理画面からチケットを登録・販売できます。
例えば「○月○日開催イベントチケット」「1日利用パス」「入館予約枠」など、日時や回数制限のある商品でも対応可能。
物販とサービス販売を同一ストアで統合できるため、EC運用の自由度がぐっと広がります。
ユーザー側で電子もぎりをすることでチケットの消費が可能
購入者は発行されたWebチケットをスマートフォンで表示し、自身の操作で「もぎり(利用)」処理が可能です。施設やイベントの受付側は、作業の手間を減らすことができます。
もちろん、受付用のスキャンモードも用意されているため、運営スタイルに応じた柔軟な導入が可能です。
Webチケットの利用状況を一覧で把握
管理画面では、どのユーザーがいつどのチケットを使ったかが一覧で確認可能。未使用・使用済みのステータスはリアルタイムで更新され、キャンセル・再発行などの運用もスムーズに行えます。
チケット消化の履歴が残ることで、カスタマーサポート対応や不正利用の防止にも役立つでしょう。
年間パスポートの発行
単発チケットだけでなく、回数券や年間パスなどの「サブスクリプション型チケット」にも対応。例えば「年間入場フリーパス」「月3回までのカウンセリング予約」など、継続的な来訪を促すチケットを提供することで、LTVの向上やファン化の促進にもつながります。
チケット&予約管理.ampの料金プラン
新BASIC(2025年6月25日以降) | BASIC(2025年6月24日までにご利用を開始された方) |
$10/month+ チケット1枚あたり $0.75(従量課金) | $10/month |
全ての機能はじめてご利用の方:7日間無料体験つき※2025年6月24日までにご利用を開始された方は、2025年8月18日から本プランが自動適用されます。 | 全ての機能はじめてご利用の方:28日間無料体験つき※本プランは、どなたさまも、2025年8月17日をもって終了し、新プランに自動移行します。 |
チケット予約管理.ampの導入手順
ここからは、「チケット&予約管理.amp」の導入手順を紹介します。
1:チケット予約管理.ampをインストールする

ストアページから「インストール」をクリックすると、上記の画面になります。確認事項を読んだら、「インストール」をもう一度クリックしてください。
2:「定期購入を承認する」をクリック

無料プランがないため、BASIC PLAN(月額10.00$)が設定されています。ただし、この時点では無料トライアルの対象(28日間)となるため、金額と決済方法を確認したら、「承諾」をクリックしましょう。
インストールは上記のステップで終了です。これ以降は自社ストアに合わせた設定をする必要があるため、ぜひ活用してみてください。
まとめ
「チケット&予約管理.amp」は、Shopify上でwebチケット商品を販売・発行・管理できるアプリです。日時指定のイベントや施設入場、回数券・年間パスポートなど、紙チケットでは管理が煩雑になりがちなサービスがオンラインで一元管理できます。
電子もぎりやQRコード対応によるスムーズな入場処理、カレンダー形式での予約枠選択機能、顧客ごとの利用履歴の可視化など、チケット運営に必要な機能が月額1,500円でそろっているのは大きな魅力。特に、予約管理や受付対応を効率化したい中小規模のイベント主催者や施設運営者、個人サロンにとっては、人的コストの削減と顧客満足の両立が期待できる頼れるツールといえるでしょう。
Webチケットの導入で、よりスムーズな運営を実現したい方は、ぜひ一度「チケット&予約管理.amp」の導入を検討してみてください。