Shopify

2024.06.30

Shopifyでメルマガ配信|おすすめアプリや開封率向上のコツも解説

Shopifyでメルマガを配信するにあたり、どのように配信したら良いのか、また効果的なコンテンツをどのように作れば良いのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

Shopifyでのメルマガ配信は、顧客とのエンゲージメントの向上や、 ECストアのブランドイメージを深く染み込ませることが実現できます。Shopifyでメルマガを配信するには数々の優秀なアプリが用意されているため、自社に合ったアプリを選んで開封率を上げ、目標達成を目指しましょう。

本記事では、Shopifyでメルマガを配信するメリットやおすすめアプリ、メルマガを開封率を向上させるための方法を紹介します。メルマガ配信にお悩みのストア担当者の方はぜひ最後までお読みください。

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目次

メルマガ配信の3つのメリット

ここでは、Shopifyでメルマガを配信するメリットを3つ紹介します。コスト面から分析面まで解説しているため、ストア運営初心者の方でも参考になるかと思います。

  1. 低コストで顧客とコミュニケーションができる
  2. 顧客とのエンゲージメントを強化できる
  3. 顧客データを活用してニーズ分析などに応用できる

1.低コストで顧客とコミュニケーションができる

メルマガは従量課金制であることが多く、配信する数量によって価格を決める仕組みを採用しています。そのため、例えばチラシやビラといった不特定多数に対する印刷物であれば予定枚数が読めないですが、メルマガでは配信数量を自由に設定できるため、無駄な費用がかからずに済むのです。

2.顧客とのエンゲージメントを強化できる

顧客との繋がりをメルマガによって強化することもできます。メルマガは顧客の年齢層や性別、嗜好など多様にセグメントを切って配信します。そのため、メルマガを受け取る側としては「自分に合ったお得な情報が来た!」などといったように喜んでもらえる可能性が高くなるでしょう。

3.顧客データを蓄積してニーズ分析などに応用できる

メルマガを配信し、開封率や読了率などを観察することで、顧客にとってどんな情報が有益だったのかを分析することも可能です。溜まった顧客データを参考にしながら仮説と検証を繰り返していけば、より顧客の心に響くメルマガを作成できるようになり、結果的に売上アップが見込めるでしょう。

【比較】メルマガを送るのにおすすめなアプリ5選

ここでは、Shopifyでメルマガを送るのにおすすめなアプリを紹介します。導入のしやすさ、運用にするにあたっての注意点などを記載しているため、自社に合うものを検討してみてください。

  • Klaviyo
  • Omnisend
  • MailChimp
  • Shopifyメール
  • Dotdgital マーケティングオートメーション

1.Klaviyo

Klaviyo」は、Shopifyストアにある顧客データを活用して、メールマーケティングとSMSメッセージの送信が行える総合的なアプリです。Shopifyにある100以上の他アプリとの互換性が高いため、異なる種類のアプリと組み合わせて複合的なデータを得ることもできます。

日本語版に対応していないことには注意が必要ですが、ユーザーデータの分析や独自キャンペーンのカスタマイズ作成といった機能を活用し、ユーザー個々のニーズに合ったメルマガを配信できることが大きな強みです。

どのようなストア運営者に向いているか

  • ユーザーのニーズに適合したメルマガ配信をしたい
  • 他のアプリとも連携して高度な操作・分析も行いたい

【価格】

FreeSMSEmail
$0/月$15/月$20/月

主な機能:メール・SMS配信、カスタムレポート、チャットサポートなど
※プランによって異なる

2.Omnisend

メールマーケティングにおけるメルマガ配信を自動化できるアプリ「Omnisend」。配信に使うワークフローを一度設定してしまえば、あとは余計な手間をかけずに自動でメールを送信してくれます。

顧客の購買履歴やキャンペーン行動履歴などから顧客のセグメントを切って配信できるので、メルマガのパターンを増やしてそれぞれのセグメントで試してみるのもおすすめです。会員登録後の案内メールやリマインドメール、ステップメールなども配信できるようになっているので、ストアで一度でも購入したことのある顧客を逃さない仕組みになっています。

Omnisendも日本語版に対応していませんが、上記の通り顧客セグメントを細かく区切ってメルマガを配信できることが多大な強みとなるため、日本の事業者であっても導入するメリットは大きいといえます。

どのようなストア運営者に向いているか

  • 機能性に優れたアプリを利用したい
  • 無料で多くの件数を送りたい

【価格】

FreeStandardPRO
$0/月$16/月$59/月

主な機能:メール・SMS配信、フロー自動化など
※プランによって異なる

3.MailChimp

メールマーケティングに必要なあらゆる機能を兼ね備えた「MailChimp」では、メール配信だけではなくアンケート、またランディングページの作成などといった機能が搭載されています。

シンプルな管理画面になっていることから直感的な操作で利用でき、初心者の方であっても簡単に始められるのが特徴です。言語は英語やスペイン語などの外国語のみで日本語に対応していないため、翻訳の手間はかかってしまいます。

しかし、MailChimpは無料プランの範囲内であっても連絡先を2,000件まで登録できます。そのため、どのようなアプリにすれば良いのかを決めきれない場合や「とりあえず試してみたい」といった事業者にはおすすめです。

どのようなストア運営者に向いているか

  • すぐにでも無料でとにかくアプリを試したい
  • メルマガ配信から分析まで、メールマーケティングを一貫して行いたい

【価格】

FreeEssentialsStandardPremium
$0/月$13/月$20/月$350/月

主な機能:メルマガ配信、分析、電話サポート、外部アプリ広告など
※プランによって異なる

4.Shopifyメール

Shopifyメール」は日本語にも対応しているメルマガ配信アプリです。商品、セール、再入荷、ホリデー、イベントなどといった多種多様なメールテンプレートがあらかじめ用意されているため、わずか数分で自社ストアがアピールしたいポイントをユーザーに訴求することができます。

顧客リストを使用してセグメント化することによって、その都度メルマガをより確度の高いユーザーだけに届けることが可能です。

どのようなストア運営者に向いているか

  • あらゆるメールテンプレートを活用して効率的にメルマガ配信を行いたい
  • 日本語に対応しているアプリを探している

【価格】

無料インストール
毎月10,000件まで無料、それ以降は1,000通/月につき1米ドルから可能

5.Dotdgital マーケティングオートメーション

Dotdigital マーケティングオートメーション」は、総合的にメールマーケティングを行うことができるアプリです。ノーコードでマルチチャネル、マルチストア、多通貨、多言語対応が可能であり、EコマースやERPなどと連携することによってあらゆるデータの一元管理を実現します。

KDDIやConverseといった名だたる有名企業にも採用されており、国内外問わず人気の高いアプリです。優れたAI機能によってユーザーが次に購入する商品を予測したり、またChat GPTがアシスタントとなってストアの発展に寄与できるよう手伝ってくれます。

どのようなストア運営者に向いているか

  • 有名企業も使用している信頼性の高いアプリでメルマガ配信を行いたい
  • メルマガ配信だけではなく、オールインワンでメールマーケティングを行いたい

【価格】

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月額費用は顧客数と年間のメール配信数による。詳細は要問い合わせ

メルマガアプリの自社に合った4つの選び方

Shopifyのメルマガアプリを紹介しましたが、注意したいのは「自社にとって有用であるかどうか」を判断することです。ここでは以下4つのポイントを基にしながら選び方を解説します。

  • 自社にとって必要な機能や要素が揃っているか
  • 担当者が使いやすいと思えるUIになっているか
  • 予算に充分に合ったサービスか
  • 顧客サポートはしっかりしているか

1.自社にとって必要な機能や要素が揃っているか

導入しようと思っているアプリには、自社のShopifyでメルマガ配信をするにあたって必要な機能や要素が揃っているでしょうか。最も重要なポイントになるため、まずはShopifyで何をしたいのか・目標とする数値はどこに設定するかなどといったストアの方針を固めましょう。

メルマガアプリと一括りにいってもSMS配信ができたり、また外部アプリとの連携ができたりといった細かな特徴は千差万別です。そのため、必要な機能や要素を洗い出してから選定してください。

2.担当者が使いやすいと思えるUIになっているか

2つ目のポイントは、Shopifyのストア担当者が使いやすいと思えるようなUIであるかです。ITツールに強い担当者であれば多少複雑な操作感であっても問題はありませんが、慣れていない担当者の場合はどのように管理をしたら良いか分からない場合も多くあるでしょう。

そのため、シンプルかつ直感的に操作ができるUIのアプリを選ぶのがおすすめです。

3.予算に充分に合ったサービスか

Shopifyストアを運用する上ではさまざまなコストがかかります。達成したい目標によってはフリープランでは事足りない場合も多いはずです。アプリによって有料プランがありますが、有料プランの中でも使える機能は異なります。

自社で「これぐらいなら出せる」という予算をあらかじめ決めておき、初期費用とランニングコストを踏まえて、充分なサービスが受けられるかを検討しましょう。

4.顧客サポートはしっかりしているか

アプリのプランによっては、チャットや電話によるカスタマーサポートがついている場合があります。こうしたカスタマーサポートが充実しているかも非常に重要です。疑問点が出てきた場合に信頼できる運営元に相談することによって、担当者もストレスなく運用できるでしょう。

メルマガを配信する際の4つの注意点

ここではShopifyでメルマガを配信する際に覚えておきたい注意点を4つ説明します。どれほど良いメルマガアプリを導入し、運用の仕方によって効果的なメルマガ配信にならない場合もあります。

以下4つのポイントについて見ていきましょう。

  • 配信コンテンツの品質を担保する
  • オプトインの取得など法令を守る
  • セグメントに合わせて配信リストを管理する
  • 効果測定を忘れずに行い、PDCAを回していく

1.配信コンテンツの品質を担保する

メルマガのクオリティには充分注意しましょう。良いメルマガはユーザーにとって分かりやすく、またストアから温もりや貢献性が感じられ、良質な情報が明記されていることが特徴です。例えばストアから「いつもご購入いただいているお客様へ感謝のお知らせ」などといった内容の配信を行うことによって、ユーザーのロイヤリティを向上することができます。

質の高いメルマガを作るには、メルマガのライティングを専門としているライターに文章を外注したり、また顧客の特性を充分に読んで読みやすいレイアウトに工夫したりといったことが必要になります。

2.オプトインの取得など法令を守る

オプトインとは、メルマガを含む宣伝広告に対して事前にユーザーから許可を得ることです。自社ストアで買い物をしたユーザーにオプトインの許可を取り、メルマガを配信する際にユーザーとトラブルにならないようにすることが必要です。

Shopifyでは「ダブルオプトイン方式」と呼ばれる二段階の許諾によってメルマガ登録を促せます。ダブルオプトイン方式を使えばユーザー本人がしっかり確認した上で受け取れるので、ユーザーからの信頼度も高まります。

3.セグメントに合わせて配信リストを管理する

ユーザーセグメントに合わせ、メルマガの配信リストは管理するようにしましょう。例えば20代の女性に対して30代男性が読むような内容のメルマガを送ってもあまり意味を成しません。そのため、自社ストアがどのような人に対してアプローチをしたいのかを考え、配信リストを細かく作るようにすると良いでしょう。

4.効果測定とPDCAの実行

忘れないでおきたいのは、メルマガは送信したら終わりではないことです。メルマガの開封率やCVR(どれだけストアに誘導できたか)がどれくらいだったのか、また配信する時間帯や回数がどれほどが丁度良いのかといった点をもとに分析を行いましょう。

この分析にもメルマガアプリがそのまま活用できることが多いため、初めは模索しながらになるかもしれませんが、着実に効果を検証しつつメルマガ内容の改善を行ってください。

メルマガを開封してもらうための3つのポイント

最後に、Shopifyメルマガをユーザーに開封してもらうために覚えておきたいポイントを紹介します。効果的に商品を売るためにも活用してください。ポイントは以下3つです。

  • ユーザーニーズに合った文章にする
  • 見やすいデザインにする
  • 配信頻度は適切に設定する

1.ユーザーニーズに合った文章にする

どのようなセグメントに配信するメルマガであっても同じですが、文章は「分かりやすい」を心がけましょう。

件名に関しても一発で内容が分かるような言葉を選ぶのがおすすめです。例えば「2024年6月のお得情報」とだけ書かれていてもイメージが湧きにくいです。そこで「見逃し厳禁!お得情報」とキャッチーに書いた方が目を引きます。

メルマガ内の文章についても、文章は短く・簡単な言葉を使って作成してください。作り終わった後に推敲することも重要です。

2.見やすいデザインにする

メールを開いたとき、ユーザーにとって見やすいデザインであるかも重要な要素になります。ストアの商品イメージに合わせて視覚的に印象に残りやすい色にしたり、強調したいポイントについては太字や色付けをして目立たせたりするなどの工夫を行いましょう。

3.適切な配信頻度を設定する

メルマガの配信頻度は、少なすぎても多すぎても良くありません。最初のうちはどの時間帯が良いかをテスト配信で試しつつ、何曜日の何時であれば開封してもらいやすいのかを実験したうえで頻度を設定しましょう。

むやみに多く送るとユーザーからしつこい印象を持たれかねません。試行錯誤を繰り返しながら配信頻度は一定にするのがおすすめです。

まとめ|Shopifyでメルマガを配信して売上促進を目指そう

Shopifyメルマガを効果的に活用することによって、ストアへの誘導数を増やし結果的に売上を大きくアップさせることにも繋がります。またユーザーとの関係性が深まることによって、ストアへの愛着も持ってもらえる可能性が高くなるでしょう。

おすすめアプリは本記事では5つ紹介しましたが、中でも自社の予算や必要としている機能・要素などと照らし合わせて考えてみることが必要です。また開封して購買につなげるためにメルマガ内容を工夫することも忘れないようにしましょう。

本記事で紹介した情報をもとに、ぜひ自社ストアの売上アップを目指してみてください。

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