配送カスタム.amp

2024.11.30

配送カスタム.ampに「宅外受け取り」の機能が搭載!ストアの理想を叶えてより便利に

配送カスタム.ampに新たに搭載された「宅外受け取り」機能。この機能はShopifyストアの事業者・運用担当者に新たな配送の選択肢を与えてくれます。AmazonやZOZOTOWNのような大手ECサイトでは置き配やコンビニ受け取りなど多くの受取方法が用意されていますが、なかなかShopifyアプリではそういった機能を探すのは難しい現状があります。

そこで、and.dでは上記のようなニーズにお応えするため、「配送カスタム.amp」に「宅外受け取り」の新機能を搭載しました。

顧客の多様なライフスタイルに対応し、自宅以外の場所で商品を受け取れる柔軟性を提供することで、顧客満足度を大幅に向上させることができます。忙しい日常の中でもスムーズなショッピング体験を提供できます。さらに、配送の失敗や再配達のリスクを軽減し、運用効率の向上にも寄与します。

本記事では新機能「宅外受け取り」がどのようなものか、また設定手順からよくある質問と回答まで、魅力を幅広く解説します。Shopifyストアの運用担当者にとって、ストアの信頼性を高め、競争力を強化するための重要なツールとなるでしょう。

Shopifyの送料設定なら「配送料カスタム.amp」アプリがおすすめ

日本全国のお客様に合わせた送料設定を簡単に実現
Shopifyアプリ「配送料カスタム.amp」を使えば、より柔軟な条件での送料設定を実現します。
・エリアごとの送料設定(都道府県単位 / 郵便番号単位 / 離島)
・小型便・クール便など配送種別ごとの送料設定(商品タグ)
・カンガルー置き配便や代引き配送の送料設定

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目次

配送カスタム.ampとは?

「配送カスタム.amp」とは、株式会社and.dが提供する、さまざまなストアの条件に応じて自由に配送料金が設定できるShopifyアプリです。主な特徴として、以下の3つが挙げられます。

  • ストア運営に合わせた配送料の設定
  • 多種多様な条件での配送料の設定
  • 配送料金のシミュレーションが可能

上記のように、Shopify担当者が配送について悩むあらゆるポイントに応えています。それぞれのストアの運営状況に合わせた適正な送料が設定でき、かつShopifyの標準機能として備わっている配送料金の設定条件のみならず、郵便番号や商品タグ・代引き・置き配など、日本特有のニーズに対応した配送料金の設定や細かい条件で配送料金の設定が可能です。

さらには14日間無料トライアルも実施されており、月々12ドルで全機能を活用できるため、詳しく知りたい方は商品説明ページをご覧ください。

新機能「宅外受け取り」とは?

それでは、新機能である「宅外受け取り」について解説します。以下で詳しく見ていきましょう。

ヤマト運輸の営業所やコンビニエンスストアなどで荷物を受け取り可能になる

宅外受け取り機能は、Shopifyストアから注文された荷物が、ヤマト運輸の営業所やコンビニエンスストア(20,000 箇所以上)、オープン型宅配便ロッカーPUDO(約7,000 箇所)などの好きな場所で受け取れるように設定できる機能です。

ヤマト運輸株式会社と提携して作られた機能であるため、名前の分からない宅配業者によって配達されることによるリスクはありません。ストア側にとっても顧客側にとっても、以下で説明するようなさまざまなメリットが生まれます。

ストア側にとってのメリット

ストア側にとっては、主に以下2つのメリットが挙げられます。

多様な配送オプションを提供することで、顧客の利便性を向上できる

まず、宅外受け取りの機能が新しく増えることによって、顧客がストアを利用する快適さが向上します。顧客は置き配やコンビニ受け取りなど、時代の流れに合わせて新しい受け取り方に慣れてきており、かつ「家に居なくても荷物を受け取れる」状態が当たり前になりつつあります。

そのため、Shopifyストアでも当然のように配送オプションを柔軟に選べると思っている顧客も少なくありません。魅力的な商品であっても配送設定が狭く固定されてしまっていては、購入機会の損失につながる可能性があります。そこに新機能が加わることによって、顧客の満足度も上がるのです。

受け取れず返送されてしまうケースを回避し、返送料の削減が期待できる

普通の宅配便では受取人が自宅におらず、配送業者が再配達をしなければならない、あるいはそのまま再配達されずにストア側に荷物が返送される問題もあります。実際に国土交通省の調査によれば、2022年の再配達率は11.8%であり、低下がなかなか見込めていないのが現状です。しかし、顧客が宅外受け取りの選択肢を取ることにより、返送料の削減が見込めます。

返送作業が起こることも、また返送料という余計なコストがかかってしまうことも、ストア側にとっては厄介な問題です。この問題に対して新機能を活用することで、今までのようなストレスを軽減させましょう。

顧客側にとってのメリット

次に、顧客側にとってどのようなメリットがあるかを3つ紹介します。

通勤帰り時など、駅の近くのコンビニで荷物を受け取ることができる

顧客側は、宅外受け取りを選ぶことによって配達時間を気にせずに荷物を受け取ることができます。例えば仕事で忙しいビジネスマンにとっては、昼間に荷物が届いても再配達になる場合が多いでしょう。そこで夜に仕事が終わったあとなど、駅近くのコンビニに配送を設定することによって、荷物の到着時間や紛失を心配せずに受け取れます。

自宅では受け取りにくい荷物を受け取ることができる

中には、自宅で受け取りにくい荷物もあるかもしれません。家族や友人と同居している場合などには、他の人には見られたくないプライベートな荷物もあるでしょう。仕事関係のものだから間違って荷物を開封されたくない、といった場合にコンビニやヤマト営業所で受け取ることによって、顧客のプライバシーを保護できます。

置き配などによる盗難を防止できる

集合住宅に住んでいる場合も一軒家に住んでいる場合も同様ですが、数時間経ってから玄関を確認したら荷物がなくなっていた事例もあり、置き配で盗難に遭う危険性もあります。荷物が届いてからの外出時間が長いときには、第三者によって盗まれてしまうこともあるでしょう。そういった盗難事件を予防できるのも宅外受け取りの魅力です。

「宅外受け取り」の実施背景

そもそも宅外受け取りを実施した背景には、2020年前後に新型コロナウイルスが蔓延していた状況にあります。経済産業省の「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によれば、令和4年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は、22.7兆円(前年20.7兆円、前々年19.3兆円、前年比9.91%増)に拡大しました。

この拡大傾向により、物流をはじめとして購入者の環境が変化受け取りニーズも拡大しています。ECサイト上でお届け予定日を表示してほしいなど、EC利用者の利便性向上への期待値は上がっています。

しかし、そのニーズに完璧に応えるためには自社でシステム開発を行う必要があり、特に中小規模のEC事業者にとっては導入のハードルが高くなる傾向です。そこで、宅外受け取りの開発が決定されました。

配送カスタム.ampを導入するための事前準備

配送カスタム.ampを自社ストアに導入したい場合には、通常のShopifyアプリとは異なり、イレギュラーとなる手順を行う必要があります。事前準備は下記のとおりです。

  1. Shopifyにて「配送カスタム.amp」「配送日時指定.amp」の2つのアプリを、アドバンスプランでインストールします。
    • 「配送カスタム.amp」は、ストアにコンビニ受け取りにUIを表示する、チェックアウト時にコンビニ受け取り可能にするために必要になります。
    • 「配送日時指定.amp」は、ヤマト運輸様に出荷伝票を送る際、商品をコンビニ受け取りできる状態で送るために必要になります。
  2. ヤマトビジネスメンバーズへ登録をした後、配送カスタム,ampのコンビニ受け取りを使用したい旨をご相談ください。 (「EC自宅外受け取りAPI」の申し込みが案内されるため、そちらからお申し込みください。)
  3. ヤマトB2クラウドの登録をしてください。

上記が完了して、初めて宅外受け取りが可能になります。EC自宅外の利用は申込審査等があるため、利用開始まで1~2か月かかります。そのため、利用したいと思った際に上記の対応を行っておくことをおすすめします。

「配送カスタム.amp」を実際に設定する方法

以下では、事前準備が完了したことを前提に、配送カスタム.ampを設定する方法を解説します。

1.インストール後に配送方法を追加する

Shopifyストアの管理画面を開き、配送方法追加から「ヤマト運輸 コンビニ受け取り」を選択してください。

2.証明書をヤマト運輸担当者に送付する

この画面から「証明書」をダウンロードし、「EC自宅外受け取りAPI」申し込みの際に、ヤマト運輸ご担当者様に送付してください。


3.「EC自宅外受け取りAPI」の各種情報を登録する

次に、ヤマト運輸の担当者から「EC自宅外受け取りAPI」の各種情報が送付されてきたら、添付の画面で登録してください。

4.コンビニ受け取り時の配送料金を設定する

Shopify管理画面の「アプリ」から「配送カスタム.amp」の管理画面を開き、「配送方法を追加」をクリックします。配送方法が設定できたら、自社ストアの配送方法の中から「料金ルール」の追加をクリックします。

料金ルールは各ストアによって柔軟に設定できます。詳しくはヘルプページにて解説しているので、ご覧ください。

5.テーマのカスタマイズを行う

テーマのカスタマイズを行い、カート画面にコンビニ受け取りのモジュールを表示できるようにします。 「オンラインストア」を選択し、「テーマ」の画面から、現在のテーマの「カスタマイズ」をクリックしてください。

するとこの画面が現れるため、上部のレイアウトグループ選択で「カート」を選択してください。

6.モジュールが表示され、完了

「ブロックを追加」をクリックし、「配送カスタム.amp」を選択して保存してください。

これでカート画面にコンビニ受け取りのモジュールが表示されるようになります。

配送カスタム.ampに関するよくある質問と回答

最後に、配送カスタム.ampに関するよくある質問と回答についてまとめました。少しでもアプリのことが気になっている方はぜひお読みください。

商品の配送元ごとに送料を設定したいけどどうすればいい?

配送料カスタム.ampの現状の仕様においては、商品のロケーションを参照するような機能はありません。しかし、ロケーションごとに違う商品タグを商品に設定していただくことで実現可能です。

他社のアプリから乗り換えるときの設定方法はどうすればいい?

Shopifyの設定画面で、利用するアプリの切り替えをしてください。ただし、 他社アプリで保存していた料金設定のデータを自動的に配送料カスタム.ampでは引き継ぐことができません。アプリをインストールしたら新しく配送方法の追加と配送料金の設定をお願いいたします。

エリアごとに配送料を設定するにはどうすればいい?

都道府県単位の配送料設定については、ヘルプページにてキャプチャつきで解説していますので、合わせてご覧ください。

さらに顧客の利便性を上げられるアプリはある?

配送料カスタム.ampだけではなく、Shopifyで売上やユーザーの利便性を向上させるには、標準搭載の機能だけではなく他の効率化アプリも導入する必要があります。例えばユーザーロイヤリティを向上させる「ポイント&メンバーシップ.amp」や、購買ユーザーの行動を見て自動でおすすめ商品を提示する「レコメンド.amp」などがあります。

詳しくはそれぞれのアプリページをご覧ください。

まとめ

and.dでは今回、多様化するEC消費者のニーズに対応するため、またEC事業者側の負担を減らすために「配送カスタム.amp」に「宅外受け取り」の新機能を搭載しました。

自宅以外の場所で商品を受け取れる柔軟性を提供することで、顧客満足度を大幅に向上させることができます。さらに、配送の失敗や再配達のリスクを軽減し、運用効率の向上にも寄与します。

ぜひ本機能を活用して、ストアの成長につなげてみてください。

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