配送日時指定.amp

2024.08.27

Shopifyの配送日時指定アプリ5選|導入方法や注意点を紹介

「Shopifyで配送日時を指定する方法を知りたい」
「配送指定ができるShopifyアプリに興味はあるが、どれを選べばよいかわからない」

ShopifyでECストアを運営している方の中には、上記のような悩みを持つ方もいるでしょう。Shopifyには機能を拡張できる便利なアプリが8,000種類以上リリースされており、配送日時に関するものも多数用意されており、どれを選べばよいか迷う方も少なくありません。

そこで本記事では、Shopifyで配送日時を指定する方法の紹介と、おすすめアプリを3つ紹介しています。各アプリについての理解を深め、自身のストアに合ったアプリを導入するための参考にしてみてください。

Shopifyの配送設定なら「配送日時指定.amp」がおすすめ

累計インストール数4,000件を突破!
Shopifyアプリ「配送日時指定.amp」を使えば、配送業務の煩わしい作業を削減できます。
・日本の配送会社に合わせた配送日時の指定の受付(休業日や締め時間の設定も可能)
・商品タグやカート内商品の条件によって配送希望日を指定できないように設定
・出荷伝票CSVエクスポートや追跡番号アップロード

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目次

配送日時指定とは?

配送日時指定とは、ユーザーがオンライン上で商品を購入した際に商品を受け取る日時を事前に指定できるサービスを指します。
配送日時が指定できることで、再配達の手間も軽減できスムーズに商品を受け取ることができるため、利便性や顧客満足度が高まり、ユーザーから選ばれやすいストアにつながります。

配送日時指定機能による顧客効果

配送日時指定機能をECストアに追加することで、顧客に対する以下のような効果が期待できます。

  • 利便性の向上:好きな時間に受け取れる
  • 不在配送リスクの削減:不在で配達できないというリスクが減る
  • 計画的な購入:必要な日時に商品が届くよう手配できるため、先の予定に合わせて計画的に購入することが可能に
  • 安心感の向上:いつ商品が届くのかわかるため配送状況への不安が解消される
  • 顧客満足度の向上:利便性や安心感が高まりECストア全体の満足度が向上
  • ギフト需要の取り込み:誕生日や記念日などに合わせてギフトを配送できる

以上のように、配送日時指定機能はECストアにおいて顧客満足度を高め、ロイヤルティの向上に寄与する重要な要素だと言えます。顧客目線に立った利便性の追求が、ECストアの競争力強化に繋がるでしょう。

配送日時指定に役立つアプリを紹介

Shopifyの標準機能には、配送日時を指定する機能はありません。そのため、配送日時指定を設定したい場合、Shopifyアプリを導入する必要があります。

配送日時指定に関するShopifyアプリは数多くリリースされているため、自身のストアに必要な機能を搭載しているものを選択できます。
ここでは、配送日時指定の設定ができるアプリを5つ紹介します。
それぞれのアプリの特徴を理解し、試してみたいと思えるアプリがあればぜひ導入を検討してみてください。

1. 配送日時指定.amp

配送日時指定.amp」は、配送日時指定ができるShopifyアプリの中でも人気の高いアプリで 日本での累計インストール数は4,000件を超えています。

さまざまな条件による配送日時の指定だけではなく、注文情報をcsv形式でダウンロードでき、各運送会社用(ヤマト運輸/佐川急便/日本郵政)の伝票出力も可能です。また、追跡番号を読み込み、発送完了メールに追跡番号の記載もできることから、配送関連のスーパーアプリとも言えます。

【このアプリでできること】

  • 配送会社ごとの配送時間帯の設定
  • 最短・最長の配送希望日設定
  • ストアの休業日や長期休暇などの設定
  • 休業日や長期休暇の設定をもとに配送希望を指定できない日の設定
  • 商品タグやカート内商品の条件を設定し条件によって配送希望日を指定できないように設定
  • 当日の注文の締め切り時間の設定
  • 置き配達の設定
  • 注文情報のメタフィールドに配送日時・置き配項目の登録
  • 商品タグや条件により配送日時指定モジュールの非表示
  • 商品別の配送希望日設定
  • 注文情報をcsv形式でエクスポートして各運送会社用(ヤマト運輸/佐川急便/日本郵政)の伝票へ出力
    • ※ヤマトB2クラウドに関しては、API経由で出荷伝票出力が可能(CSVファイルは不要)
  • 追跡番号を読み込み発送完了メールに追跡番号を記載
  • 外部ツールとの連携(AnyLogi/CRM PLUS on LINE/定期購買(ハックルベリー)/ロジクラ/RuffRuff 予約販売/ネクストエンジン/オープンロジ/Plus Shipping)

より詳細な機能について知りたい方は、配送日時指定.ampのヘルプページをご覧ください。

【導入ストア事例】

配送日時指定.ampは国内外で20店舗以上展開する人気らーめん店「AFURI」で導入されています。AFURIが展開する商品の中には、受注生産の商品もあり、その場合は「配送日時指定モジュールの非表示設定」機能を利用し、配送日時を指定できないようにしています。柔軟性高く、商品ごとに切り分けて配送日時指定の有無を選択できるよう設計されています。

参照:配送日時指定.amp導入事例:AFURI株式会社|オンライン販売のオペレーションの効率化を実現

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NORMALADVANCED
$9.80/月$19.80/月

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2.配送&注文サポーター

配送&注文サポーター」は、注文時のカート画面で配送希望日と配送希望時間の選択ができるアプリです。最速の配送日や特定の曜日の配送停止など、出荷の細かいスケジュール設定もできます。カート画面に任意の項目を追加することで、簡単なアンケートを取ることも可能です。入力された情報は注文情報としてShopifyに保存されるため、あとから情報を確認したり、分析したりするのに役立てられます。

【このアプリでできること】

  • 配送希望日時の設定
  • 倉庫の休業日の設定
  • 配送希望日時指定不可商品の設定
  • 注文者へのアンケートをカートページに設置可能
  • 出荷業務の効率化を実現するピッキングリスト機能
  • 注文完了メールに専用のタグを設置することでアンケート結果の表示が可能
  • ヤマト/佐川/日本郵便を含む8社のフォーマットに対応したcsvファイルのDL
  • 追跡番号のアップロード(ヤマト/佐川/日本郵便)

価格(7日間の無料体験あり)

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3.配送マネージャー

配送マネージャー」は、ヤマト運輸、佐川、日本郵便3社の発送伝票作成に対応した、配送日時指定ができるアプリです。

「LINE」との連携も行っており、Shopifyで商品購入後の発送通知や追跡暗号をLINEでリアルタイムに通知できます。また、ヤマト運輸と佐川急便であれば、代引き設定も可能です。

【このアプリでできること】

  • ヤマト、佐川、日本郵政の配送伝票に連携できるCSVの作成
  • 配送日付指定
  • 店舗営業日(店舗休日)の設定
  • 出力条件ルールの作成(送り状の種別など設定が可能)
  • 注文一覧のフィルター設定
  • CSV出力(上限無制限)
  • 追跡番号反映(上限無制限)

価格(30日間の無料体験あり)

有料プラン
$9.90/月

4.カレンダーマスター

カレンダーマスター」はShopifyストアに簡単に配送日時指定機能を追加できるアプリです。細かいカスタマイズが可能で、他のアプリとの連携もサポートしています。導入は簡単で、日本製のため日本語でのサポートも充実しています。

【このアプリでできること】

  • カート画面で顧客が配送日時を自由に選択できる
  • 配送指定不可商品の設定や、配送指定を必須とする商品の設定
  • 最短お届け日とお届け可能期間の設定
  • 配送日時選択ミス時の再選択プロンプト表示
  • CSSによるデザインカスタマイズ

価格(14日間の無料体験あり)

固定料金
$9.80/月

5.らくらく設定!配送日時指定

らくらく設定!配送日時指定」は、日本製のShopifyアプリで、カート画面や商品をカートに追加した際に表示される画面に、簡単に配送日時指定機能を追加できます。商品別の配送設定や配送禁止日の指定、配送日時の必須化など多彩な機能を提供しており、全て日本語でサポートを受けられます。

【このアプリでできること】

  • 商品別、バリエーション別に最短の配送日時を設定可能
  • 配送禁止日を曜日ごとに設定、またはカレンダーから選択可能
  • 配送日時選択の必須化設定が可能。選択しない場合、先に進めないよう警告表示
  • 配送時間をテキスト入力で自由に設定可能。時間帯指定や午前/午後などの区分けも可

価格(14日間の無料体験あり)

ベーシックプラン
$9.80/月

配送日時指定アプリを導入するメリット

ここでは、Shopifyを運用する中で配送日時指定アプリを導入する重要性や、導入により得られるメリットを紹介します。

1.カゴ落ちや離脱防止に役立つ

デンマークにあるオンライン上のユーザー行動を研究している機関が発表した2023年のデータによると、離脱原因の24%が「配送が遅すぎた」ことを理由としていることがわかります。
そのため、配送日時指定ができるアプリを導入することで、最速で届けられる日を提示できたり、ユーザーが受け取れる都合の良い時間を選んでもらえたりするため、カゴ落ちやカートからの離脱防止に役立ちます。

2.返品リスクの軽減

配送日を指定出来ない場合、ユーザーの都合の良い時間に商品を届けてもらうことができず、再配達の依頼が必要となります。不在で配送できない状態が長く続くと、商品は運送会社に持ち戻され、返品されてしまいます。

返品のリスクを回避するためにも、配送日時指定アプリを導入することで、ユーザーは都合の良い時間に商品を受け取れるようになり、不在で配送ができない状況を防止できます。

3.商品に応じて配送希望日の設定を制御できる

配送日時指定アプリを導入することで、ストア運営者は商品タグやカート内商品に特定の条件を設定することが可能になります。

例えば、冷凍食品を扱うストアでは、商品の鮮度を保つために翌日配送を必須とする場合があります。このような場合、配送日時指定アプリを使って、「翌日配送必須」のタグがついた商品がカートに入っている場合にのみ、翌日の配送日を選択できるように設定できます。

また、事前に準備が必要なオーダーメイド商品を販売している場合、最短配送日を購入から一定期間後に設定することで、現実的な製造・配送スケジュールを反映させることが可能です。

上記のように配送日時指定アプリを導入することで、ストア運営者は条件に応じて配送希望日の指定を制御できるようになり、特定の商品に対する配送プロセスを最適化できます。

配送日時指定アプリを導入する際に確認すべきポイント

最後に、配送日時指定アプリを導入する際に確認すべきポイントを解説します。

どのような点に気を付けるべきかを先に知っておくことで、導入時に自身のストアに合ったアプリの導入を実現できます。

1.ユーザーインターフェースのわかりやすさ

顧客がストレスなく配送オプションを選択できるようにするためにも、直感的でシンプルかつわかりやすいインターフェース(UI)が重要です。顧客が探している情報をすぐに見つけることができ、必要な操作を直感的に行えることで、顧客満足度も向上します。

また、購入プロセスの中で迷わないということは、カート放棄率の低下にも繋がります。わかりやすいインターフェースの具体例としては、ステップバイステップのガイドや直感的なアイコン、選択した配送オプションが見やすく表示されるなどが挙げられます。

加えて、変更が必要な場合は簡単に行えるようになっているかを事前に確認することも重要です。

2.投資対効果の高さ

配送日時指定アプリを導入する前に、投資対効果を検討し、アプリの導入により収益を最大化させられるかを検討することが重要です。投資対効果が低い場合、導入した配送日時指定アプリによる利益がコストを下回るリスクがあります。

投資対効果を図る具体的な方法

1. 初期費用
アプリの導入費用や設定、カスタマイズに必要な費用を算出します。

2.運用費用
月額料金やメンテナンス費用など、継続的に発生するコストを評価します。

3.期待される効果を定量的に評価する
配送日時指定アプリの導入により、カート放棄率返品率がどの程度減るかを予測し、数値化します。また、顧客満足度が向上した結果、リピート購入率がどの程度増えるかについても数値化します。

4. アプリ導入前後の比較予測
アプリの導入によりカート放棄率が改善しリピート購入率が上がることで、どの程度売上が増加するかを算出します。また、返品率の低下によるコスト削減や、顧客サポート効率化による運営コストの削減効果についても数値化します。

5.投資対効果(ROI)の計算
投資対効果は、得られる利益(売上増加額とコスト削減額の合計)から投資額(初期費用と運用費用の合計)を引いた後、投資額で割ることで算出できます。

投資対効果が高いアプリを導入し、ストア運営者は返品率の低下やカート放棄率の改善などの成果を得られ、長期的なビジネスの成長と収益の向上にも繋がります。

3.外部連携サービスの豊富さ

ECサイトを運営する上で、顧客関係管理(CRM)や在庫管理ソフト、マーケティングツールなど、様々な外部サービスを利用することが一般的です。

新たに導入する配送日時指定アプリが多くの外部サービスと連携している場合、既に使っているサービスとスムーズにデータを連携させられるため、データを一元管理できます。これにより、例えば顧客が配送日時を選択した際に、その情報が即座にCRMシステムに反映され、顧客の購入履歴として記録されることで、よりパーソナライズされたマーケティング活動や顧客サービスが可能になります。

さらに、在庫管理システムとの連携により、配送予定の商品がリアルタイムで在庫から引かれることで在庫数の正確性が向上し、過剰在庫や品切れのリスクを軽減できます。

このように、新たに導入するアプリが多くの外部サービスと連携している場合データをスムーズに管理でき、効率よくビジネスを拡大させていくことが可能です。

4.無料体験期間の有無

導入を検討しているアプリに無料体験期間がある場合はその期間を有効活用し、本当に必要なアプリなのか、使い心地はどうかを見極めることが重要です。

具体的には、配送日時を顧客が設定する際の操作の分かりやすさや、配送日時が指定された後のストア側のチェックアウトフローがどのように変わるのかなどを確認するとよいでしょう。また、アプリを導入することで、現在顧客から挙がっている要望に応えることができるのか、その要望を効率的に処理できるシステムが整っているかを評価することも大切です。

アプリを実際に使用し、自身のストアとの相性やビジネスへの適合性をしっかりと確認した上で導入することで、費用が発生するようになってもしっかりとアプリを使いこなせるでしょう。

5.サポート品質

配送日時指定に関するアプリを導入する場合、質の高いサポートを受けられるかも重要なポイントです。なぜなら、何か不具合が生じ自分では直せないと判断した場合に素早くサポートを受けることができれば、迅速に問題を解決でき、ロスタイムを減らせるためです。

サポートの品質を確かめるには、アプリの口コミを確認することをおすすめします。口コミには、アプリ自体の使いやすさや操作性に対する感想だけでなく、サポートを受けた方の感想や、質の高いサポートを受けられた方からの感謝の言葉が綴られているケースもあるためです。

特に、アプリを導入したばかりの頃は不慣れな点も多く、FAQページなどが充実していたとしても分からない点が発生することもあります。そのため、そのアプリを提供している企業がどのようなサポートを提供しているのかを事前に確認しておくことは、その後アプリを長く使っていく上でも重要なポイントだと言えます。

まとめ

本記事では、Shopifyで配送日時を指定する方法を紹介しました。
Shopifyアプリを使用することで、簡単に自社ストアに配送日時指定を含む、さまざまな配送関連の機能を実装することができます。本記事で紹介した3つのアプリの中で、自身のストアに合いそうなものがあれば、ぜひ試してみてください。

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