
コロナ禍を経て、EC事業はどんどん成長しています。そのような注文数の増加に対応するためには、物流業務の最適化が不可欠です。今回の注目ポイントは発送後の追跡番号についてです。発送時の追跡番号の登録作業はボトルネックになりやすく、手動での入力や管理が非効率な業務負担となるケースが少なくありません。
本記事では、Shopifyで追跡番号を一括登録する方法を詳しく解説し、配送にまつわる業務を社内で円滑に進めるためのおすすめツールも紹介します。
出荷管理の精度向上、顧客対応の迅速化、人的ミスの削減を実現し、スケールアップに対応できる仕組みを構築するためのポイントも解説します。物流業務の効率化を検討しているEC事業者や運用担当者の方は、ぜひご覧ください。
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Shopifyアプリ「配送日時指定.amp」を使えば、配送業務の煩わしい作業を削減できます。
・日本の配送会社に合わせた配送日時の指定の受付(休業日や締め時間の設定も可能)
・商品タグやカート内商品の条件によって配送希望日を指定できないように設定
・出荷伝票CSVエクスポートや追跡番号アップロード
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目次
Shopifyで追跡番号を一括登録する方法
Shopifyで複数の注文に対して追跡番号を一括登録する際は、時間をかけずに作業できる手段選ぶことが重要です。ここでは3つ紹介します。
CSVファイルを使った一括登録

Shopifyの「注文のエクスポート・インポート機能」を活用すれば、CSVファイルを使って追跡番号をまとめて登録できます。方法としてはまず、注文情報をCSV形式でダウンロードします。次に追跡番号を入力した後、Shopifyにアップロードします。主にこの手順で一括処理が可能です。大量の注文を一括処理する際に手軽に導入できます。
詳しくは以下の記事で詳しく解説しているため、併せてご覧ください。
API連携による自動化で一括登録
開発リソースがある場合には、Shopify APIを活用して追跡番号の登録を自動化するのもおすすめです。特に、配送システムや倉庫管理システム(WMS)と連携することで、手作業を一切なくし、リアルタイムで追跡情報を更新できます。自前で連携設定すると、カスタム性が増し、自社サイトに適した形で運用することができます。スケールの大きいEC事業者や開発力がある事業者に最適です。
Shopifyアプリを活用した一括登録
簡単に一括登録を実現したい場合には、Shopifyアプリを活用するのがベストです。「配送日時指定.amp」や「MassFulfill」、「EZ Fulfill」などのアプリを使うと、CSVのインポートよりも直感的な操作で追跡番号をまとめて登録できます。
下記の章で、アプリを活用した一括登録について詳しく説明します。拡張性が高く、手間を減らしながら効率的に運用できる点が魅力です。手間をかけずに追跡番号を一括登録したい場合には試してみてください。
Shopifyで追跡番号を一括登録するメリット
Shopifyで追跡番号を一括登録することにより、複数の注文を漏れなく管理でき、結果的に配送業務の効率化につながります。ここでは、一括登録を導入することで得られる3つの主なメリットを紹介します。
作業時間の短縮
注文ごとに手動で追跡番号を入力すると、膨大な時間がかかるだけでなく、スタッフの負担も増加します。一括登録を活用すれば、複数の注文に対して一度に追跡番号を反映できるため、作業時間を大幅に短縮できます。
これにより、ほかの重要な業務に時間を割くことが可能になり、店舗運営全体の効率も向上します。
ミスの削減
手作業で追跡番号を入力すると、誤入力や登録漏れなどのヒューマンエラーが発生しやすくなります。一括登録を導入すれば、データをまとめて処理できるため、入力ミスのリスクを最小限に抑えることが可能です。特に、大量の注文を処理するECサイトでは、ミスの削減が顧客対応の負担軽減にもつながるため、重要なポイントではないでしょうか。
発送後の問い合わせ数の減少
追跡番号を一括登録することで、注文の漏れを防ぎ、注文に関するお問い合わせ数を減少させることができます。。特に、リアルタイムで追跡情報が更新されると「荷物は今どこ?」という問い合わせを減らせるため、カスタマーサポートの負担も軽減します。決済から手元に品が届くのに時間差があるEC販売では、スムーズな配送情報の提供は、信頼感を高めて顧客に安心感を与えることに繋がります。
Shopifyで追跡番号管理を行ううえでの課題・外部アプリでできること
Shopifyを使って追跡番号を管理する際、標準機能だけでは効率的な運用が難しい場面があります。そこで外部アプリの活用が有効です。ここでは、Shopifyの標準機能における課題と、それを解決する外部アプリの活用方法をご紹介します。
受注が増えるほど負担が増大し、顧客対応の手間も増える
Shopifyストアが成長して受注数が増えるほど、追跡番号の管理にかかる作業も増大します。特に手動入力を続けていると、業務の効率が悪化し、発送遅延や入力ミスが発生しやすくなるため、運営上のリスクが高まります。
さらに、追跡番号の登録が遅れると、顧客からの「荷物はいつ届きますか?」という問い合わせが増え、カスタマーサポートの負担が増大します。対応に時間を取られることで、他の重要な業務に集中できなくなるという問題も発生するでしょう。
追跡番号を一括登録するためのおすすめShopifyアプリ
次に、追跡番号を一括登録するためのおすすめShopifyアプリを4つ紹介します。それぞれ自社ストアに合ったアプリを見つけてみてください。
配送日時指定 .amp | 配送日時指定 & 出荷伝票CSV

「配送日時指定.amp」は、配送日時の指定の受付から出荷伝票エクスポートまで配送関連の機能を幅広く搭載した、Shopify人気配送系スーパーアプリです。
追跡番号を一括登録する機能がついており、配送日時指定情報や日本の配送業者の環境に対応した管理が同時にできます。
このアプリでできること
- 配送会社ごとの配送時間帯の設定
- 最短・最長の配送希望日の設定
- 商品タグや条件を設定することで配送希望日を指定できないように設定
- 当日の注文の締め切り時間の設定
- ストアの休業日や長期休暇等の設定
- 置き配の設定
- 注文情報のメタフィールドに配送日時・置き配の項目の登録
- 注文情報をcsv形式でエクスポートして各運送会社用(ヤマト運輸/佐川急便/日本郵政)の伝票へ出力
- 追跡番号を読み込み発送完了メールに追跡番号を記載
- 外部ツールとの連携
日本の配送会社に合わせた配送日時の指定の受付から、休業日や締め時間などのストア運営状況に合わせた設定、置き配、配送伝票CSVエクスポートや追跡番号アップロードなど、配送業務の煩わしい作業を削減します。
標準テーマに対応しており、インストール後すぐに利用可能です。また、Liquidコードを編集することで、デザインを自由に変更することもできます。アプリのインストール方法や、詳細な使い方については、こちらのページをご参照ください。
価格(14日間の無料体験あり) | |
NORMAL | ADVANCED |
$9.8/月 | $19.8/月 |
Easy Fulfillment: Bulk Fulfill

Easy Fulfillment: Bulk Fulfillは、注文の一括処理と追跡番号の自動更新を簡単に行えるShopifyアプリです。EC運営の負担を軽減し、配送業務のスピードアップを実現します。
このアプリでできること
- CSVデータをインポートし、追跡番号を一括登録
- 注文の発送処理を自動化し、手動入力を削減
- 配送キャリアごとの追跡リンクを自動生成
- 顧客への追跡情報の通知を自動化
- API連携による外部システムとの連携が可能
Easy Fulfillment: Bulk Fulfillは、大量の注文を効率的に処理し、業務フローの最適化をサポートします。カスタマイズ性が高く、自社のワークフローに合わせて設定できるのもポイントです。
PREMIUM PLAN |
$9.95/月 |
追跡番号一括登録

追跡番号一括登録は、日本のEC事業者向けに特化した追跡番号管理アプリで、国内配送をスムーズに処理できる機能を備えています。日本の運送会社との相性が良く、初心者でも簡単に導入可能です。
このアプリでできること
- 注文の追跡番号を一括登録し、管理を効率化
- 日本国内の主要配送業者と連携(ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便など)
- 顧客への追跡番号の自動通知
- CSVのインポート・エクスポートでスムーズな運用が可能
- Shopifyの標準機能を補完し、追跡情報の管理を最適化
追跡番号一括登録は、日本市場向けに開発されたアプリのため、日本のビジネス文化や配送業務に最適化されているのが特徴です。EC運営の手間を減らし、よりスムーズな配送業務を実現できます。
まとめ|最適な方法を選び、追跡番号管理を効率化しよう
Shopifyで注文が増えてくると、追跡番号の登録作業にかかる手間が大きくなっていきます。とくに複数の注文に対して一括で追跡番号を登録する場合には、1つひとつ登録していてはエラーが起きる可能性があります。
しかし、外部アプリを活用すれば、CSVでまとめてアップロードできるだけでなく、出荷通知の送信を自動化できたりと、手間を大幅に減らすことができます。たとえば1日100件以上の発送を行う店舗では、作業時間を何時間単位で短縮できる可能性もあります。
どの方法が合うかは、取り扱う商品の量や、スタッフの体制、使っている配送会社の仕組みによって異なります。追跡番号の処理にかかる時間を減らすことができれば、問い合わせ対応に追われることも少なくなり、出荷ミスや遅延の防止にもつながります。
今の運用に合ったツールを選び、日々の発送業務をもっとスムーズにしていきましょう。
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