
ShopifyでECサイトを運営する上で、避けて通れないのが「配送設定」の最適化です。特に「いつまでに注文すれば、いつ届くのか」という配送締め時間の設定は、売上と経費削減の両方に直結する極めて重要な要素です。
しかし、Shopifyの標準機能だけでは、日本の商習慣に合わせた細かい締め時間や配送日時指定の設定には限界があるのが現状です。
本記事では、Shopifyで配送締め時間を設定するメリット、具体的な設定方法、そして現場で役立つおすすめアプリを徹底的に解説します。「他の記事を読んでみたけれど、痒いところに手が届かない…」とお悩みの方はぜひ最後までお読みください。
Shopifyの配送設定なら「配送日時指定.amp」がおすすめ
累計インストール数10,000件を突破!
Shopifyアプリ「配送日時指定.amp」を使えば、配送業務の煩わしい作業を削減できます。
・日本の配送会社に合わせた配送日時の指定の受付(休業日や締め時間の設定も可能)
・商品タグやカート内商品の条件によって配送希望日を指定できないように設定
・出荷伝票CSVエクスポートや追跡番号アップロード
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また、配送日時指定.ampについて詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
目次
Shopifyで「配送締め時間」の設定が重要な理由
多くのShopify運営者が直面する課題の一つに、「発送作業のタイミングと顧客の期待値のズレ」があります。なぜ、単に「発送準備ができたら送る」のではなく、明確な「締め時間」を設ける必要があるのでしょうか。
「当日発送」の遅延による配送トラブルを未然に防げるから
日本のEC利用者は、物流の質の高さゆえに配送スピードに対して非常に敏感です。「今日注文したから明日届くはず」という期待を裏切ってしまうと、たとえ商品が良くてもショップの評価は下がります。
配送締め時間を設定していない場合、以下のようなトラブルが発生しやすくなります。
- 15時に注文が入ったが、集荷は14時に終わっていた: 顧客は「当日発送」を期待しているのに、実際には翌日発送となり、お届けが1日遅れる。
- 金曜の夜の注文: 土日祝日が休業の場合、月曜発送になることが伝わっておらず、「発送が遅い」とクレームになる。
締め時間をシステム上で明示し、それ以降の注文は自動的に「翌日扱い」として処理することで、こうした期待値のミスマッチを物理的に防ぐことができます。
お届け予定日の正確性が増すから
「発送日」だけでなく「お届け予定日」を正確に提示できることは非常に強みになります。。
配送締め時間を設定することにより「注文完了からお届けまで」のリードタイム計算が自動化されます。「14時までの注文なら最短明日、14時以降なら明後日」というロジックがカート画面や商品ページで正確に表示されれば、顧客は安心して決済に進むことができるでしょう。
「3〜5日以内に発送」というような不透明な表記よりも、「○月○日にお届け予定」という具体的な日付は、決済への後押しをする面でも非常に効果的な情報のひとつです。
「14時までの注文で当日発送」の明示が購入の決め手になるから
ECサイトにおけるカゴ落ち(離脱)の大きな原因のひとつに、「いつ届くかわからない不安」があります。逆に言えば、「○時までの注文で当日発送」というキャッチコピーは、強力なコンバージョン率(CVR)向上施策になります。
- 「明日、友人の誕生日プレゼントとして渡したい」
- 「週末のキャンプに間に合わせたい」
このような緊急性の高いニーズを持つユーザーにとって、締め時間の明示は「この店で買おう」という決定的な動機付けになります。
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出荷作業のデッドラインが明確になり、現場の混乱を避けられるから
締め時間を設定するメリットは、顧客側だけではありません。バックヤード(物流現場)のオペレーション改善にも大きく貢献するといえます。たとえば「14時が締め」と決まっていれば、その時間までに受けた注文を一気にピッキングし、それ以降の注文は翌日分として落ち着いて処理できます。
また、集荷業者との連携がスムーズになることも見逃せません。 ヤマト運輸や佐川急便などの集荷時間に合わせて締め時間を設定することで、発送のタイムロスを最小限に抑えられます。
【重要】Shopifyで配送締め時間を設定する2つの方法
Shopifyのデフォルト設定では、残念ながら「○時以降の注文は翌日扱いにする」といった高度な条件分岐を細かく設定する機能が備わっていません。そのため、以下の2つのいずれかの方法を選択することになります。
1. 「配送日時指定.amp」(アプリ)を導入する
一般的かつ確実な方法が、Shopifyアプリの導入です。日本国内の配送事情に特化したアプリを利用すれば、コードの知識がなくても管理画面から直感的に締め時間を設定できます。
- メリット: 設定が簡単、日本の配送業者(ヤマト・佐川・日本郵便)に完全対応、休日カレンダーとの連動が可能。
- デメリット: 月額費用(数ドル〜数十ドル)が発生する。
たとえば株式会社and.dが提供している「配送日時指定.amp」は、月額9.80ドルから、日本の配送会社に合わせた配送時間指定の受付・休業日や締め時間に合わせた配送日設定が可能。運用効率と顧客体験の向上を考えれば、月額費用以上のリターンが見込めるため、ほとんどのストアにとってはこちらが最適解です。
2. Liquidコードをカスタマイズする
Shopifyのテーマ言語である「Liquid」を編集し、カート画面などに条件分岐を追加する方法もあります。
メリットとして「アプリ費用がかからない」ことや「自社独自の表示ロジックを組める」ことが挙げられますが、一方で高度なプログラミング知識が必要であり、OSなどに合わせてメンテナンスもしなければならず、専門のプロフェッショナル人材がいないと難しいのが実情です。
「締め時間によってテキストを表示・非表示にする」程度の簡易的なものであれば可能かもしれませんが、正確な「配送希望日カレンダー」と連動させるには、膨大な工数がかかるため、Liquidのカスタマイズはあまり現実的ではないでしょう。
配送締め時間設定や配送業務が柔軟になる!おすすめShopifyアプリ3選
前章までのことを踏まえて、日本のEC市場で評価が高く、配送締め時間の設定がスムーズに行えるアプリを3つ厳選しました。
配送日時指定,amp

「配送日時指定.amp」は、購入者が商品購入時に配送日や配送時間帯を指定可能にするShopify配送日時指定アプリです。導入によって、ストア・配達業者・購入者の三者にとっての配送や管理の手間を大幅に減らすことができます。詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
【主な機能・特徴】
・配送日時の詳細設定|配送会社ごとの時間帯、最短・最長日、当日締め切りなどの柔軟な日時制御
・休業日・長期休暇の反映|ストアの営業日に応じて配送指定不可日を自動で調整
・条件に応じた配送指定制御|商品タグやカート内容による配送日時指定の可否や非表示設定
・置き配の受付|購入時に置き配希望を受け付け、注文情報にも自動反映
・商品単位での配送設定|特定商品ごとに配送希望日を個別に制御可能
・csv伝票出力&追跡番号連携|CSVやAPIで伝票出力、追跡番号の自動記載に対応
・外部ツール連携|AnyLogi、定期購買、CRM PLUSなど多数のアプリ・物流ツールと連携
【事例】
配送日時指定.ampは国内外で20店舗以上展開する人気らーめん店「AFURI」で導入されています。AFURIが展開する商品の中には、受注生産の商品もあり、その場合は「配送日時指定モジュールの非表示設定」機能を利用し、配送日時を指定できないようにしています。柔軟性高く、商品ごとに切り分けて配送日時指定の有無を選択できるよう設計されています。
参照:配送日時指定.amp導入事例:AFURI株式会社|オンライン販売のオペレーションの効率化を実現
【どのような方に向いているか】
・日本の配送会社に対応した細かい配送日時設定を行いたい方
・置き配や特定商品の配送条件を柔軟に制御したい方
・ストアの休業日や長期休暇に合わせて配送設定を自動化したい方
【価格】(14日間の無料体験あり)
| NORMAL | ADVANCED |
| $9.80/月 | $19.80/月 |
購入者が配送日や配送時間帯を指定できるようにしたい方は
配送&注文サポーター

「配送&注文サポーター」は、注文時のカート画面で配送希望日と配送希望時間の選択ができるアプリです。最速の配送日や特定の曜日の配送停止など、出荷の細かいスケジュール設定もできます。カート画面に任意の項目を追加することで、簡単なアンケートを取ることも可能です。
【このアプリでできること】
・配送希望日時の設定|カート画面での日時指定に対応し、顧客利便性を向上
・休業日設定|倉庫や店舗の稼働状況に合わせて自動的に配送日候補を調整
・配送不可商品の制御|対象商品の場合は配送希望日入力欄を自動非表示に
・アンケート機能の設置|カート画面に設置できる簡易アンケートで顧客の声を取得
・ピッキングリストの自動生成|出荷作業の効率化をサポートする帳票出力機能
・注文完了メールへの連携|メールに専用タグを入れるだけでアンケート結果を表示可能
・伝票出力・追跡番号対応|ヤマト・佐川・日本郵便など8社対応のCSV出力と番号アップロード
【このような方におすすめ】
・配送設定だけでなく、アンケートやピッキング作業まで一括で効率化したい方
・小〜中規模ストアで、エンジニアなしでも運用しやすい注文管理を整えたい方
・ヤマト・佐川など複数の運送会社への出荷作業を効率的に進めたい方
・注文者に手軽に聞けるアンケートをカートページに設置したい方
【価格】(7日間の無料体験あり)
| FREE PLAN | LIGHT PLAN | BASIC PLAN | PRO PLAN |
| 無料 | $5/月 | $9/月 | $18/月 |
注文者に手軽に聞けるアンケートをカートページに設置したい方は
配送マネージャー

「配送マネージャー」は、シンプルかつ低コストで必要な配送設定を網羅できるアプリです。複雑な操作を必要とせず、導入後すぐに「配送日時指定」や「置き配」などの機能をサイトに反映できる手軽さが魅力です。
【主な機能・特徴】
- 直感的なUI|設定画面が非常にシンプルであり、迷うことなく迅速に導入・運用が可能である
- 置き配対応|標準機能として「置き配」の指定受付ができるため、多様化する顧客の受け取りニーズに即座に応えられる
- 配送不可日の柔軟な設定|定休日や長期休暇など、配送ができない日を簡単にカレンダーへ反映し、誤配送や遅延トラブルを防止できる
- 標準的なスケジュール管理|注文締め時間をベースにした配送スケジュール管理を搭載しており、日々の発送業務を定型化・効率化できる。
【どのような方に向いているか】
- コストを抑えつつ、配送日時指定や置き配設定を導入したい方
- 複雑な機能よりも、シンプルで迷わない操作性を重視する方
- 小〜中規模のストアで、まずは標準的な締め時間設定を整備したい方
【価格】
| プラン名 | 開発・テスト用 | スタンダード |
| 月額料金 | 無料 | $4.90 |
| 主な内容 | 開発ストアでの動作確認用 | 全機能利用可能(日時指定、置き配、締め時間設定など) |
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LINE連携した配送日時指定に対応したい方は
実践!配送締め時間とリードタイムの正しい設定手順
アプリを導入した後に、具体的にどのようなステップで設定を進めるべきかを解説します。多くのアプリに共通する基本のロジックを理解しておきましょう。
ステップ1:当日発送の「締め時間」を決定する

まずは、自社の物流能力と配送業者の集荷時間から逆算して「締め時間」を決めます。配送日時指定.ampを開き、「配送日時指定に関する設定」のなかから、締め時間の設定を行いましょう。
集荷を18時とするなら、もし梱包作業に1時間かかるなら、締め時間は「14時」か「15時」に設定するのが安全です。ギリギリに設定しすぎると、急な大量注文に対応できず、結局発送が遅れてしまうリスクがあるため注意が必要です。
ステップ2:配送エリアごとの「最短リードタイム」を入力

締め時間内に注文されたとして、「発送業務に必要な日数」の欄から、お届けまでに何日かかるかを設定します。
関東の倉庫から発送する場合、おおよそ以下が一般的でしょう。
- 関東・関西・中部:中0日(翌日着)
- 東北・中国・四国・九州:中1日(翌々日着)
- 北海道・沖縄・離島:中2日〜(3日目以降)
このように、「発送日 + エリア別リードタイム」を計算することで、顧客が配送先住所を選んだ際に、正確な日付が提示されるようになります。
ステップ3:店舗の「休日・出荷不可日」をカレンダーに反映

どんなに締め時間を設定していても、店舗自体が休みであれば発送はできません。休業日の設定は必ず行いましょう。
- 定休日: 土日祝日など。
- 臨時休業: 年末年始、お盆、社員研修、棚卸し日など。
これらをアプリのカレンダーに登録しておくと、締め時間のロジックに「休業日数」が加算され、自動的に配送指定日の最短日が調整されます。
動作確認:ユーザー画面でどう表示されるかチェック

設定が完了したら、必ず自分自身でテスト注文(あるいはカート画面の確認)を行い、シミュレーション結果が合っているかどうかを確認してください。
- 13時50分にカートに入れた時、最短日がどう表示されるか。
- 14時10分(締め時間後)に見た時、最短日が1日後ろ倒しになっているか。
- 北海道や沖縄の住所を入力した際、リードタイムが正しく加算されているか。
これを怠ると、システム設定ミスによる配送遅延のクレームを招く恐れがあります。
Shopifyの運用効率をさらに高めるためのポイント
締め時間を設定して終わりではなく、日々の運用の中で微調整を行うことで、より強いECサイトへと成長させることができます。ここでは、Shopifyの配送の締め時間をキーとして、おすすめの設定ポイントを解説します。
繁忙期(セール時)の締め時間の一時的な変更
ブラックフライデーや楽天スーパーセール(Shopifyで併売している場合など)といった注文が殺到する時期は、通常のオペレーションが回りません。
ここでは、対策として繁忙期期間中だけ、締め時間を「14時」から「11時」に早める、あるいはリードタイムを通常より「+1日」設定するといった柔軟な対応が必要です。
また、設定を変更するだけでなく、サイト上部の告知バー(Announcement Bar)などで「現在注文が混み合っているため、お届けまで通常よりお時間をいただいております」と一言添えるだけで、顧客の印象は大きく変わります。
配送業者(ヤマト・佐川・郵便)の集荷時間との連動
配送業者との契約内容や、担当ドライバーのルートによって、集荷時間は日々変動することがあります。
可能であれば「今日は荷物が多いので少し早めに来てほしい」「逆に少し遅らせてほしい」といったコミュニケーションが取れる関係性を築いておくと、締め時間の精度を高められます。
また、Shopifyアプリの中には、送り状発行ソフト(B2クラウド、e飛伝など)と連携できるものも多いため、出荷指示から集荷依頼までをシームレスにつなげましょう。
商品ごとにリードタイムが異なる場合の対処法
ここで注意したいことが、リードタイムが異なる場合の際です。「通常在庫商品」と「取り寄せ商品」を混ぜて販売している場合、締め時間の一律設定は危険です。
そこで、「配送日時指定.amp」で商品タグを利用し、特定の商品だけ配送日時指定を不可にしたり、リードタイムを長く設定したりすることが可能です。アプリは有料でものちのち役に立つことが多いためぜひご検討ください。
まとめ:Shopifyの配送締め時間を最適化して顧客の信頼を勝ち取ろう
Shopifyでの配送締め時間設定は、単なる事務的な作業ではありません。それは「顧客との約束・契約を形にすること」です。
- 締め時間の明示で顧客の不安を解消し、購入を後押しする。
- 適切なアプリ導入で、日本の複雑な配送事情に対応する。
- 正確なリードタイム設定で、物流現場の混乱を防ぎ、信頼を積み上げる。
上記の3つを徹底することによって、自社ストアは「あそこならすぐ届く」「配送が正確で安心できる」というブランディングを確立できるはずです。
配送設定は一度構築してしまえば、日々の運営を強力にバックアップしてくれる資産になります。まずは、今回ご紹介したおすすめアプリの中から自社に合うものを選び、最短のリードタイム設定から着手してみてはいかがでしょうか。
Shopifyの配送設定なら「配送日時指定.amp」がおすすめ
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また、配送日時指定.ampについて詳しく知りたい方はこちらの記事を御覧ください。



