Shopify

2025.02.26

Shopifyの料金プランを比較|違いやプラン変更方法も紹介

Shopifyは、世界No.1のシェアを誇るECプラットフォームであり、世界中の企業や個人事業主に利用されています。特に、2018年の日本語対応以降、日本国内でも導入が進み、多くの事業者が活用しています。

本記事では、Shopifyの各プランの違いや、自分に最適なプランの選び方、プラン変更の可否について詳しく解説します。これからShopifyを始める方や、現在のプランの見直しを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

Shopifyの主要プランとその他プラン

Shopifyには、Basic、Shopify、Advanced、Plus、スターター、Retailプランがあります。自社ストアのニーズに合わせて選ぶことができるため、自社に合ったプランを選びましょう。

作りたいショップサイトの規模や用途に合わせて、最適なプランを選択しましょう。各プランの相違点について、以下の表にまとめました。

BasicShopify
(旧スタンダード)
Advanced
(旧プレミアム)
PlusスターターRetail
月額料金¥4,850¥13,500¥58,500$2,300
(3年契約)
¥750¥13,000
カード手数料(国内)オンライン:3.55% + ¥0 JPYオンライン:3.4% + ¥0 JPYオンライン:3.25% + ¥0 JPY取引量の多いマーチャントを対象とした競争力のある料金設定5%オンライン決済:3.4%

対面決済:2.7%
カード手数料(国外)3.9%3.95%3.8%3.75%5%3.85%
Shopify Payment使用時の取引手数料無料無料無料無料無料無料
Shopify Payment不使用時の取引手数料2.0%1.0%0.5%0.15%5%
1.0%
スタッフアカウント数2515制限なし1POS(対面販売):無制限

オンラインストア:2つ

「Basic」プランの特徴

主要プランで最も安価なベーシックプラン。Shopifyで簡単なECサイトの構築が可能になり、低コストでありながらも自由度の高い機能が搭載されています。また、ベーシックプランでもShopifyの強固なサーバーを利用できるため、もし膨大なトラフィックが集まっても安心です。

「Shopify」プランの特徴

ミドルグレードであるShopifyプランになると、顧客情報や販売実績を細かく分析できる「プロフェッショナルレポート」機能が追加されます。

また、スタッフアカウントが5つまで利用可能になり、複数のチームでECサイトの運営・管理がしやすくなります。データを活用したマーケティングを強化したい方や、小規模企業で効率的にEC運営を進めたい方に最適です。

「Advanced」プランの特徴

Advancedプランは、低い手数料と多くのスタッフアカウントが特徴で、大規模な売上を持つ企業や複数人でEC運営を行いたい企業に適したプランです。

このプランでは、カスタムレポート機能が利用でき、Google広告からの売上追跡や詳細な販売データ分析が可能になります。より精度の高いマーケティング戦略の立案や、売上向上のための意思決定を強化できます。

さらに、業務の効率化を支援するShopify Flowが利用でき、在庫管理、注文処理、顧客対応などの繰り返し作業を自動化できます。加えて、外部アプリやサービスとの連携がスムーズになり、より柔軟なEC運営が可能になります。

グローバル展開を視野に入れたビジネスにも適しており、越境ECに必要な高度な機能を活用できるのも特徴です。例えば、通貨の自動換算や海外市場向けの価格設定など、国際販売をスムーズに行うための機能が備わっています。

「Plus」の特徴

企業として大規模なECサイトを運営するなど、より大きな取引量や細部にこだわったカスタマイズ機能を必要とする場合には、最上位プランであるPlusプランがおすすめです。

Shopify Plusは、主要プランと比べて月額費用が高いものの、手数料の低さやスタッフアカウントの無制限利用が魅力で、売上規模が非常に大きい大企業向けのプランです。

このプランでは、最大10サイトまで無料で開設可能で、11サイト目以降も月額$250で追加できるため、複数のブランドや海外展開を考える企業に最適です。

さらに、チェックアウト画面のカスタマイズが可能になり、購入体験をブランド独自の仕様に変更できます。また、Amazon Payなどの外部決済手数料が割引されるなど、コスト削減につながる特典も多数用意されています。

「スタータープラン」の特徴

Shopifyスタータープランは、Shopifyの中で最も低コストで利用できるプランで、既存のウェブサイトやSNSにカート機能を追加したり、シンプルなオンラインストアを構築したりすることが可能です。

特に、本格的なECサイトを作る前に、試験的に販売を始めたい場合や、SNSを活用して手軽に商品を販売したいと考えている方に最適です。InstagramやFacebookなどのプラットフォームと連携し、スムーズに購入へつなげることができるため、低コストでオンライン販売をスタートしたい人におすすめです。

「Retailプラン」の特徴

ShopifyのRetailプランは、実店舗での販売を中心に考えている小売ビジネス向けのプランです。Shopify Starterプランの機能をすべて含みつつ、Shopify POSアプリの多くの機能が利用可能になるのが大きな特徴といえます。

月額料金は13,000円で、対面販売のためのPOSレジ機能が充実しており、無制限のPOSスタッフアカウントが提供されるため、飲食店などの活用でおすすめです。

プランの変更は管理画面から申請が可能!

Shopifyのプランは、自身で運営しているショップサイトの管理画面から簡単に変更することが可能です。プランを変更するために追加費用は必要ないため、ショップの売上高や事業形態の変化に応じて、気軽にプランの見直しを図れます。

プラン変更が即時有効となる点も使い勝手の良さと言えるでしょう。プラン変更の際に月額料金は日割り計算されるため、余計な費用がかさむこともありません。

プランを変更する手順

Shopifyでプランを変更する手順は、以下のような流れとなります。

①ショップオーナーとしてログインする

②管理画面から[設定]をクリックし、[プラン]をクリックした後、「プランを変更」ボタンをクリックする。

③利用可能なプランを確認の上「プランを選択」ボタンをクリックする

④請求サイクルを選択し、選択したクレジットカード請求に関する説明を確認する。

⑤[プランを開始]をクリックして新しい契約を承諾するか、[キャンセル]をクリックする。

プラン更新後は新プランの料金が記載された請求書がすぐに発行されます。また、レポートデータはプランを変更しても引き継がれるので安心です。

まとめ:各プランの違いを理解して、あなたに合ったプランを選択しよう!

Shopifyで利用できる5つのプランについて、それぞれの違いや料金を解説いたしました。各プランの特徴を知り、自社サイトの目的に合わせたプラン選択の参考にしていただければ幸いです。

また、料金の支払い方法については以下の記事で紹介していますので、併せてご覧ください。

参考:Shopifyの主な支払い方法を紹介!各決済手段での手数料も解説!

株式会社and.dでは、国内利用に特化したShopifyアプリの開発を幅広く手掛けています。ECの構築や運用に関するご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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