SHOPIFY APP BLOG

Shopify

2023.02.03

Shopifyに実装されている配送機能とは?実際の配送手順も紹介

Shopify

目次

Shopifyは、2023年現在、世界No.1のシェアを誇るECプラットフォームです。2018年に日本語に対応したことで、日本でも多くの方が利用しています。本記事では、そんなShopifyに実装されている配送機能や配送の手順について解説していきます!

Shopifyの配送機能を紹介

Shopifyにデフォルトで実装されている配送機能では様々な条件設定が可能です。ここでは以下3つの特徴について紹介していきます。

  • 海外発送
  • 配送関連アプリとの連携
  • 受け渡し方法の選択

Shopifyには配送業務を簡単に行うことのできる機能が備わっていますので、一つずつ見ていきましょう。

1.初期設定で海外発送が可能

Shopifyでは海外発送ができます。Shopifyと提携している海外発送可能の主な配送業者は以下の通りです。

  • FedEx
  • UPS
  • DHL
  • USPS
  • Canada Post

また、アメリカのように各州で税金が異なる場合でも、自動で税率を計算し、請求・管理が可能です。発送する際も、商品のサイズや重量を入力すると配送会社ごとの料金の比較や、インボイスの発行が可能です。

配送面以外でも、Shopify自体が多言語・多通貨対応しており、決済方法も100種類以上用意されていることもメリットの一つです。このようにShopifyには海外向けの発送に役立つ機能が多く備わっています。

2.配送関連アプリとの連携が可能

Shopifyでは、デフォルトで実装されている機能だけではなく、アプリを追加することでさらに機能の拡張が可能です。特に、配送業務を効率化する物流サービスアプリが豊富に開発されています。例えば、配送日時指定.ampを導入すると、以下のような機能拡張が可能です。

  • 日本の配送業者ごとの時間帯指定
  • 配送日時指定不可の商品が含まれるカートでの配送日指定の非表示化
  • 置き配の指定
  • 配送伝票CSVエクスポート
  • 追跡番号アップロード

このように、Shopifyではアプリとの連携により配送業務を効率化できます。その他おすすめする配送関連アプリについて以下の記事で紹介していますので、併せてご覧ください。

参考:Shopifyの利用が便利になる配送関連アプリ4選!機能や特徴も紹介

3.受け渡し方法の選択が可能

Shopifyでは通常の配送だけではなく、店舗受取やローカルデリバリーという配送方法も選択可能です。通常配送では主に以下の運送会社を選択して配送を行います。

  • ヤマト運輸
  • 佐川急便
  • 日本郵便

しかし、実店舗を持つ事業者では以下2つの受け渡し方法も選択可能です。

  • 店舗受取
  • ローカルデリバリー

ここでは、上記2つの受け渡し方法の詳細を見ていきましょう。

店舗受取

店舗受取とは、Shopifyで注文した商品を実店舗で受け取れる方法です。顧客にとっては以下のようなメリットがあります。

  • 受け取りのタイミングを選べる
  • 送料がかからない
  • 店舗で商品状態を確認できる

また、顧客側だけではなく運営側にも以下のようなメリットがあります。

  • 顧客情報の管理
  • 機会損失を防ぐ
  • 送料コストの削減
  • 商品を受け取る時に追加購入の機会が発生する

店舗受け取りには様々なメリットがあるため、ShopifyでのECサイト運営を検討中の方は選択肢の一つとして覚えておきましょう。

ローカルデリバリー

ローカルデリバリーとは、飲食店の出前注文を配達するサービスです。一般的な飲食物のデリバリーサービスでは手数料が30~40%ほど発生します。しかし、Shopifyのローカルデリバリーを利用して自前でデリバリーを行う場合、手数料は3~4%と大きく削減できます。

また、顧客側も商品の受け取りにおける選択肢が増えることで、購買意欲や満足度の向上に繋がると期待できます。

Shopifyでの海外配送の手順を紹介

Shopifyを運営して、実際に海外配送を完了させるまでの手順を紹介していきます。ECサイト上の設定ができても、実際の配送手順を理解していなければ、商品を顧客の元まで届けることはできません。ここで紹介する配送手順をしっかり理解しておきましょう。

1.商品の梱包作業

注文が入ったら梱包作業前に以下の項目を必ず確認しましょう。

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • 決済方法
  • 商品名
  • 個数

注文情報が正しく入力されているかチェックしたのち、商品の在庫確認と検品作業を行い、梱包していきます。梱包は毎回同じ方法で行いましょう。最初に購入したときと次に購入したときで梱包方法に差があると、サービス低下による不信感に繋がる可能性があります。

2.商品の重量測定

重量の測定は、商品が梱包された状態で行います。緩衝材や箱を含めた重量の計測が必要です。また、容積重量のルールは配送業者によって異なりますので、詳細については利用する配送業者に問い合わせてみましょう。

3.配送業者を選択して発送

海外の配送業者は、主に次の3つです。

  • FedEx
  • UPS
  • DHL
  • USPS
  • Canada Post

また、Shopify上の設定では「Shopify管理画面>設定>配送と配達」から連携が可能です。

既にアカウントを所有している場合は「配送業者アカウントを連携する」を押すとポップアップに表示されます。アカウントが未登録の場合、まずは利用したい配送業者のアカウント登録が必要となります。また、配送業者によってアカウント連携時に必要な情報が異なります。氏名や住所、認証キーなどの入力を画面の指示に従って進めましょう。

また、各業者で商品の重量やサイズによる配送料の基準が異なりますので、コスト削減のためには各配送業者を比較して利用を決めると良いでしょう。顧客の決済方法によって入金前の発送、入金後の発送とパターンが分かれますので、決済方法の確認をおすすめします。

まとめ:Shopifyの配送機能を把握して使いこなしましょう!

Shopifyデフォルトの配送機能でも設定できる条件は多くあります。また、アプリとの連携が可能な為、より柔軟な配送機能を実装することが可能です。Shopify上で自社ECサイトの方針に合った配送機能を実装させ、今回紹介した配送手順を参考にぜひShopifyでのECサイト運営を進めてみてください。

BLOG LIST