Shopify

2024.07.23

Shopifyの集客力をあげる12の方法|具体的な手法、おすすめアプリなど

「ShopifyでECストアを運営しているが、どのように集客したらよいかわからない」
「集客方法の種類が多すぎて、自社に合ったものを選ぶにはどうすれば良いのだろう」

ShopifyでECストアを運営している方の中には、上記のような悩みや疑問を持つ方もいるでしょう。

集客方法の内容や具体的な方法を理解しておけば、時間や労力、資金などのリソースを効率よく活用した集客施策を実施できます。また、無駄な投資を削減し、集客における投資利益率を最大化させることも可能です。

そこで本記事では、Shopifyにおける集客の重要性や集客の種類、集客に役立つおすすめのアプリを紹介しています。また、自社に合った集客方法を選ぶためのポイントについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

Shopifyにおける集客の重要性

Shopifyでは、他のECプラットフォームとは違い集客に力を入れる必要があります。

本章では、なぜShopifyでは集客が重要なのかを解説していきます。

理由1:ECモールとは異なり自分で集客する必要があるため

Shopifyは世界最大級のECサイトプラットフォームであり、手軽にオンラインショップの開設が可能です。しかし、ECモールと違い、Shopifyでは自分で集客を行う必要があります。

Amazonや楽天市場のようなモール型ECサイトでは、多くのユーザーがすでに存在し、商品を出品するだけでユーザーの目に触れる機会を得られます。しかし、Shopifyでは自ら集客を行い、ECサイトに訪れてもらう必要があるのです。

新しく立ち上げたECサイトは知名度が低く安定した売上を見込めないため、最初のステップとして、商品を顧客に認知してもらうことが最も重要です。

理由2:売上に直結するため

当たり前のことですが、ECサイトへの訪問者数が多ければ多いほど売上の増加が期待できます。毎日10万人が訪問するサイトとわずか100人の訪問者しかいないサイトでは、売上の差は著しく異なります。

集客戦略を立てる際、現時点でのECサイトへの訪問者数はどのくらいいるのか、安定的に売上を上げるためには最低限どのくらいの訪問者が必要なのかなど、Shopifyのストア分析機能やGoogleアナリティクスを使用して確認することをおすすめします。

理由3:サービス改善に繋げられるため

ECサイトにおいて、集客の増加はサービス改善のために欠かせません。多くのユーザーからフィードバックを得ることが、サービスの質を高める最も良い方法であるためです。

例えば、商品の梱包に問題があり、一定の割合で商品が破損している状況が発生しているとします。日々大量の商品が売れているサイトでは、このような問題がすぐに明らかになり、迅速な対応が可能ですが、販売数が少ない場合、問題を見落としたり偶然と考えてしまったりする可能性が高くなります。

多くのユーザーが訪れることで、顧客の行動パターンやコンバージョン率などの貴重なデータが収集できます。これらのデータは、ECサイトのさまざまな側面を改善するのに役立ちます。集客が増えることでより多くのデータが得られ、サイトのサービス改善に繋がり、顧客満足度の高いサービス提供を行うことが可能になります。

理由4:ECストア自体の競争が激しくなっているため

2024年4月5日時点で、Shopifyのプラットフォーム上では230万以上(※1)のショップが開設されており、日本でも3万店舗以上(※2)が出店しています。

上記図からもわかるように、四半期ごとの店舗数の伸びも増加し続けており、今後ますます拡大していくことも予想されます。

そのため、単にショップを開設するだけでは売上や利益の増加を見込むことは難しく、多くの競合店舗が存在する中で自社サイトを差別化し、ターゲット顧客に対し効果的なアプローチが求められます。

ECサイト自体の競争が激しくなっている現状において、集客は事業成功のカギを握る重要な要素です。下記で紹介する様々な集客手法を戦略的に組み合わせ、自社の強みや独自性を打ち出し、ブランドイメージを確立することが重要です。

※1)Store Leads The State of Shopify in 2024 ※2)Store Leads Shopify Stores in Japan

費用を抑えながら集客する方法

まずは、費用を抑えながら集客する方法を紹介します。費用の負担が少なくなるため、リソースの効率的な活用が可能となります。

手法1:SEO対策

ShopifyでのECサイト運営において、SEO(検索エンジン最適化)は集客における重要な要素です。SEO対策とは、GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンで自店のサイトやブログが上位に表示されるように工夫することを指します。

考慮すべき点としては、即効性がなく成果が見えるまでに時間が必要なことや、検索アルゴリズムの変更に対応するため定期的な最適化とコンテンツ更新が必要なことが挙げられます。

SEO対策において重要な点は、ターゲットが検索する可能性のあるキーワードを見極めることです。

例えば、化粧品を扱うストアの場合、「アイメイクのコツ」や「ファンデーションの選び方」などのキーワードをサイトのタイトルや説明文、画像のalt属性に組み込むことで検索結果におけるサイトの露出が高まり、結果としてユーザーの訪問率がアップします。

効果の計測方法としては、下記の方法が挙げられます。

  • 特定のキーワードでのWebサイトのランキングを確認Google Analyticsなどのツールを使用して、オーガニックトラフィックの増減を監視
  • 訪問者のコンバージョン率(購入率、問い合わせ率など)を確認
  • 訪問者の各ページでの滞在時間を確認

Shopifyでは、ストア全体や個々のコンテンツページにSEO対策を施すことが可能です。タイトルや説明文へのキーワード配置や、商品画像のaltタグにもキーワードを設定することで、画像検索を通じた集客も期待できます。

手法2:SNS運用

X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSを通じて、ブログ記事や商品情報を共有することで、より広い範囲のユーザーへリーチできます。また、SNSの運用においてリツイートやシェアなどの機能を活用することで、ユーザー間で情報が自然に共有されていきます。

SNS運用の考慮すべき点としては、ネガティブなコメントやフィードバックの管理が必要なことや、定期的にコンテンツを投稿する必要があることなどが挙げられます。

各SNSでは、独自の特徴と利用率の高いターゲット層が異なります。そのため、自社製品やサービスに合ったSNSを選択し、効率よく運用することが重要です。

効果の計測方法としては、下記の方法が挙げられます。

  • いいね、シェア、コメントなどのエンゲージメント数の追跡
  • フォロワー数の増減を確認し、リーチの拡大を測定
  • SNSからのリファラルトラフィックを分析し、Webサイトへの訪問者数を追跡

Shopifyでは、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)など複数のSNSとの連携が可能です。SNSのフォロワーを増やすことで、広告費をかけなくても効率的な集客が行えます。

手法3:ブログ運営

ブログを運営し、ターゲットが必要とするであろう情報を発信することは、Shopifyでの集客において重要です。

例えば、化粧品を扱うストアであれば、ユーザーが「どのようにアイメイクすればよいか」や「最適なファンデーションの選び方」などの情報を求めていると考えられます。これらの情報をブログ記事として提供することで、潜在的なユーザーをショップへ誘導でき、購買意欲を促進できます。

考慮すべき点として、ブログの運営には一定のペースで定期的に記事を書き続ける継続力が必要なことが挙げられます。また、質の高いコンテンツを定期的に作成するためには、相応の時間とリソースが必要です。しかし、記事の量が増えれば増えるほどそれらはECサイト自体の資産となり、ショップの集客力を長期的に向上させられるでしょう。

効果の計測方法としては、下記の方法が挙げられます。

  • Google Analyticsなどのツールを使用して、ブログへのアクセス数の推移を確認
  • コメントやシェア数などを追跡して、読者のエンゲージメントを分析
  • 訪問者が購読登録・問い合わせ・購入などのアクションを取ったかを追跡
  • 検索エンジンでのランキングや特定のキーワードに関するパフォーマンスを評価

Shopifyでは、ショップ内に簡単にブログを設置することが可能です。また、外部プラットフォームのブログ(WordPress、Tumblr、Bloggerなど)を持っている場合でも、ショップのメニューにブログへのリンクを追加できます。これにより、GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンからの集客を目指すことが可能です。

手法4:マーケットプレイスやECモールとの連携

Shopifyは様々な外部の販売チャネルと連携することができ、自社サイトだけでなく外部のサイトからも商品を販売できます。

主に連携可能な販売チャネルは以下の通りです。

【検索エンジン】

  • Google

【ECモール】

  • Amazon
  • 楽天市場

【SNS】

  • Facebook
  • Instagram
  • Pinterest
  • TikTok

このアプローチでは、マーケットプレイスが持つ巨大な流通網と顧客基盤を利用してブランドの認知度を高めることで、さらに多くの売上を生み出すことが可能になります。

マーケットプレイスとの連携を最大限に活かすには、まず自社のブランドと商品が各プラットフォームで際立つよう工夫することが重要です。魅力的な商品写真や詳細で正確な商品説明、競争力のある価格設定を心掛け、顧客レビューやQ&Aセクションを活用して信頼性を高めます。

注意点として、各プラットフォームではそれぞれに規約や手数料が決まっています。また、多くの競合他社も販売活動を行っているため、いかに差別化できるかが重要なポイントとなります。

マーケットプレイスやECモールと連携し効果を測定する指標は、以下の通りです。

  • 売上高の増加率
  • トラフィックの増加率
  • 顧客獲得コスト
  • リピート購入率

また、各マーケットプレイスからの売上高とトラフィックを分析することで、どのプラットフォームが最も効果的かを判断できます。さらに、顧客のリピート購入率を追跡することで、マーケットプレイス経由で獲得した顧客がブランドに愛着を抱いているかも測定できます。

広告を活用し集客する方法

次に、広告を活用した集客方法を紹介します。

費用はかかりますが、広告を活用することでターゲットへの効果的なリーチや即効性のある結果を得られます。

手法5:ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやブログなど、特定のメディアに画像や動画を用いた広告を掲載する方法です。この手法では、ユーザーの興味・関心に基づいて広告を表示し、集客を図ることができます。

ディスプレイ広告の魅力は、視覚的な訴求力が高いことです。ユーザーがWebサイトを閲覧中に、興味のある分野の広告が表示されると、クリックする可能性が高まります。

考慮するべき点としては、パーソナライズされた広告ではない場合ユーザーに無視されてしまうことや、高品質なクリエイティブや広範なリーチを目指す場合費用が高くなることなどが挙げられます。

効果の計測方法としては、下記の方法が挙げられます。

  • 広告がクリックされる数の測定
  • 広告が表示される回数を追跡し、リーチの広さを評価
  • 広告を通じてどれだけの売上やリードが生まれたかを追跡

ディスプレイ広告の効果的な運用には、ターゲットとなる顧客層の特性や興味を理解し、適切なメディアサイトを選択することが重要です。

ターゲットユーザーの好みや年齢、性別などに合わせて適切な広告を配置することで、効率的な集客が可能です。

手法6:SNS広告

SNS広告とは、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSプラットフォーム上で配信される広告です。ユーザーのタイムライン上へ自然に組み込まれるため、違和感を抱かせずに効果的な訴求が可能です。

考慮すべき点としては、効果のある広告を展開するには適切な予算設定が必要ですが、予算の設定や管理が難しいことが挙げられます。

理由は以下の通りです。

  1. 効果を最大化するには商品やサービスに最も関心を持ちそうなターゲット層を特定する必要があるが、最適な層を選び出すのは難しい
  2. ユーザーの反応や傾向が日々変化するため、広告のパフォーマンスを正確に予測することが困難
  3. 競争が激しく、同業他社やほかの広告主との競争により広告単価が変動するため変動に応じ予算を調整する必要がある

また、SNS広告は、各プラットフォームごとに特徴があります。

例えば、Facebookはユーザープロファイルに基づいた精密なターゲティングが可能です。X(旧Twitter)では拡散力が強く、効果的な広告露出が期待できます。Instagramはビジュアルに強く、広告らしさを感じさせずにユーザーに訴求できる点が魅力です。

効果の計測方法としては、下記の方法が挙げられます。

  • いいね、コメント、シェアなどのエンゲージメント指標の分析
  • 広告のクリック数を測定し、広告の魅力度を評価
  • 広告を通じて発生したリードや購入などのコンバージョンを追跡
  • 広告にかかるコストと広告から生じる収益を比較し、投資収益率を計算

SNS広告の運用では、年齢や性別、興味などのデータを基にターゲットユーザーに合った広告を作成し、適切なプラットフォームで配信することが重要です。

手法7:リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンで特定のキーワードが入力された際に検索結果の上部に表示されるWeb広告を指します。

ユーザーが検索する特定のキーワードを指定して広告を配信できるため、商品に興味を持っている可能性の高いユーザーに広告を表示させることができ、コンバージョン率が高くなりやすい傾向があります。

考慮すべき点として、ターゲットとするキーワードの選定や、広告予算を最適化するためにどのように広告費を入札するかの計画戦略が重要となります。

また、予算配分とコストパフォーマンスの最適化にも注力する必要があります。

効果を計測するために見るべき指標として、下記が挙げられます。

  • クリック数
  • クリック率(CTR)
  • コンバージョン数
  • コンバージョン率
  • 広告費用対効果(ROAS)

広告の配信設定が簡単で、即日配信もできるため、短期間で集客効果を得たい場合や、セール・キャンペーン実施時のみ広告を配信することも可能です。

手法8:リマーケティング広告

リマーケティング広告とは、一度ECサイトを訪れたものの購入に至らなかったユーザーに対し、再度商品を広告として表示するものです。

初めてサイトを訪れるユーザーよりも商品に興味を持っている可能性が高く、購入に繋がりやすい傾向にあります。

考慮すべき点として、リマーケティング広告は過去にサイトを訪れたことがあるユーザーをターゲットにするため、ユーザーの行動履歴を基にしたセグメンテーションと、広告クリエイティブのパーソナライゼーションが重要です。

また、過度なリマーケティングはユーザーの反感を買うこともあるため、頻度や期間の管理にも注意が必要です。

効果を計測するために見るべき指標として、下記が挙げられます。

  • 再訪問者数
  • コンバージョン数
  • コンバージョン率
  • クリック数
  • 広告費用対効果(ROAS)

興味を持ってもらえるような広告を継続的に配信し続けることで、リピート購入率の向上も期待できます。

その他の集客方法

最後に、その他の集客方法を紹介します。

様々な集客法を組み合わせることで、相乗効果が期待できます。

手法9:メールマーケティング

メールマーケティングとは、メールを活用し、顧客や潜在顧客に対し自社の商品やサービスを宣伝する手法です。

メールに記載する内容は、新商品の情報やプロモーションの案内、季節限定商品の案内などが挙げられます。

ターゲット層や顧客の購買データなどを活用し、パーソナライズされた情報を送ることで、メールの開封率をより高めることができます。

注意点として、配信数が多すぎる場合スパムとみなされる可能性があり、迷惑メールフォルダに割り当てられ情報が届かない可能性があります。

また、あまり意味の無い情報や、顧客にとって有益でないと判断された場合、ブランドイメージの毀損にもつながりかねないため、記載する内容は慎重に検討する必要があります。

メールマーケティングの効果を測定する指標として、下記が挙げられます。

  • 開封率
  • クリック率
  • コンバージョン率(購入、問い合わせなど)

上記の指標を定期的に分析することで、メールマーケティングによる効果を評価でき、改善点の発見に繋がります。

手法10:インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングとは、特定の分野やテーマで影響力を持つ人物(インフルエンサー)を活用して商品やサービスを宣伝し、ブランドの認知度を高める方法です。

インフルエンサーはSNSやブログ、Youtubeなどのプラットフォームで多くのフォロワーがいるため、彼らの意見やおすすめ商品がそれを見たユーザーの購買決定に大きな影響を与えることがあります。

企業はインフルエンサーの信頼性と幅広い層へのリーチを活用し、ターゲット層に自然な形で接触できます。

この手法を採用する場合、ブランドイメージに合ったインフルエンサーの選定が重要です。

また、フォロワー数だけでなく、エンゲージメント率やターゲットオーディエンスとの相性も考慮する必要があります。

加えて、トラブルを避けるために契約の際は投稿頻度や内容、報酬などを事前に合意することが重要です。

インフルエンサーマーケティングの効果を測定する指標として、下記が挙げられます

  • エンゲージメント率(いいね、コメント、シェアの数)
  • リーチ(投稿が届いたユーザー数)
  • Webサイトへのトラフィック増加率
  • コンバージョン率の増減

また、特定のプロモーションコードやアフィリエイトリンクを発行することで、直接的な売上貢献度を測定することも可能です。

手法11:チャットボットなど補助ツールの導入

チャットボットをShopifyアプリとして導入することによって、カスタマーエクスペリエンスを上昇させることができます。顧客からのレビューやフィードバックを積極的に収集し、改善点を見つけてサービスを向上させることになるので、必然的にリピーターを増やすことができます。

リピーターが増えればそのぶんリピーターの間でオフラインであっても口コミが広まるため、ユーザーの声と真剣に向き合いながら運用することが重要です。

手法12:他ブランドとのコラボレーション

自社ストアと親和性の高いブランドとのコラボレーションは、同じターゲットオーディエンスを持つ企業同士が協力し合うことによって、相互に集客を増やすことができる強力な戦略です。商品を開発する必要はありますが、コラボレーション商品は相手の顧客も自社ストアに引き寄せることができるため集客方法として有用でしょう。

例えば、両ブランドの商品をセットにして特別価格で提供する「バンドルセール」や、共同で開催するオンラインイベントが考えられます。これによって、両ブランドの顧客基盤に対して新しい価値を提供し、クロスプロモーション効果を最大化することができます。

集客後の効果検証が重要

Shopifyで様々な集客手法を実施することは重要ですが、それと同じくらい重要なのが、集客後の効果検証です。

集客のための施策を行っても、それが実際に売上につながっているのかを確認しなければ、本当の意味で効果的な集客とは言えません。
効果検証を行うためには、Google Analyticsなどの解析ツールの活用が欠かせません。

集客チャネルごとのトラフィックや行動を追跡し、Shopifyのストア分析機能を活用して売上との関連性を分析しましょう。また、A/Bテストなどを実施し、仮説検証を行うことも重要です。

ランディングページのデザインや、コピーライティングなどを変更し、どのパターンが最も高いコンバージョン率を達成できるかを検証することで、より効果的な施策を打ち出すことができます。

おすすめのShopify集客アプリ

Shopifyで集客を行なう上で、便利なアプリを紹介します。
アプリの特徴を理解した上で、自社のECストアに合ったものを選んでみてください。

1.まるっと集客

まるっと集客」は、各種Web広告の出稿が簡単にできる便利なアプリです。ECストアの運営が初めての方でも手軽にマーケティング活動を開始できるため、初心者から上級者まで様々なストア運営者に適しているアプリだと言えます。

このアプリの特徴・できること

  • 成果報酬型で各種アフィリエイト・Google・Facebook広告等に出稿可能
  • 多様な広告媒体に対応
  • 複雑なタグ設定や予算管理は不要
  • 通常2週間かかるタグ導入もボタンひとつで簡単に導入できる
  • Google Tag Managerを用いて計測ツールのタグを一元管理
  • アプリ内で売上の広告比率やCVR、CPA、ROASなど、多岐にわたる数値管理も可能です
  • Google、Facebook やInstagram、LINEメディアや「Yahoo! 広告」などの主要な媒体に対応しており、広いターゲット層へのリーチが期待できる

導入から1ヶ月で流通金額が310%増加した実例があり、平均でも122%の成果を出しています。

月額の利用料は無料で、売上に連動した成果報酬費用が発生する仕組みです。

2.RuffRuff 目次作成

RuffRuff 目次作成」とは、ブログ記事や商品ページなどのコンテンツに自動で目次を生成できるアプリです。

幅広い用途で活用でき、ブログやコンテンツの充実に力を入れているストア運営者に適しているアプリだと言えます。

■このアプリの特徴・できること

  • ページの読みやすさが大幅に向上
  • 目次作成の手間を省略
  • ブログ記事だけでなく、コレクションや商品ページにも目次を追加可能
  • 色や章番号、字下げや開閉ボタンなどの詳細設定が可能で
  • ライブプレビュー機能により変更内容をリアルタイムで確認もできる
  • 読者の利便性向上
  • コンテンツのアクセシビリティを高められる
  • 目次はSEO対策にも効果的
  • 検索エンジンにおけるコンテンツの可視性を高められる
  • 日本語サポートが提供されているため、日本のユーザーも安心して利用できる

■価格(3日間の無料体験あり)

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3.AdSIST

AdSIST」とは、ECストアの売上アップをサポートする国産アプリです。チャットボットとのやり取りに応えるだけで広告の配信を開始できるため、ECストアを開業したばかりの初心者からすでに実績のあるショップまで、幅広いユーザーに適しているアプリです。

■このアプリの特徴・できること

  • InstagramやFacebook、Yahoo!JAPAN、Google、LINEなど、複数のプラットフォームを通じて簡単に集客が可能
  • 商品データの自動的に取り込み
  • SNSや検索エンジンのタイムラインに広告を配信
  • 面倒なタグ設置や専門的な知識は不要
  • チャットボットからの簡単な質問に答えるだけで広告の配信設定が完了
  • 集客は1日1,000円からの低予算で開始できる
  • 費用対効果の高いマーケティング活動を実施できる

■価格

フリープランスタンダードプランプレミアムプラン
無料
+手数料(集客予算の30%)
$45/月+手数料(集客予算の15%)$90/月+手数料(集客予算の10%)

4.Google & YouTube

「Google & YouTube」は、Shopifyストア、Google、YouTubeを総合的に連携させられるアプリです。

このアプリの特徴・できること

  • Google Merchant Centerとの連携
  • 製品・セール・配送情報をGoogleサービス全体で同期し、見込み客を顧客に変えられる
  • Google Analyticsを通じてEコマースの詳細な分析データにアクセスできる
  • ストアをYouTubeに連携させ、視聴者が動画を通じて製品を購入できるようにする
  • GoogleのAIを活用したProduct Studioで画像の作成や改善が可能

価格は無料です。

Shopifyで集客をするのに向かないこともある

ツールには向き・不向きがあります。Shopifyも例外ではなく、メリットの方が大きいとはいえもちろん出来ないこともあります。具体的には以下の2つが挙げられるため、簡単に説明をしておきましょう。

  • 完全に日本特化したアプリではない
  • タグの埋め込みが困難である

Shopifyは海外で開発された世界最大のECプラットフォームなだけあって、日本でよくあるASP(アフェリエイトプロバイダー)を活用したアフィリエイト施策が行える体制ではありません。上記を踏まえると日本国内だけでEC販売をしたいと思っている方にとっては少々手狭な環境になる可能性はあります。

Shopifyを最大限活用するには、自社に合った集客方法を見つけることが重要です。

自社に合った集客方法を見つけるには?

ここからは、自社に合った集客方法を見つけるための判断軸となるポイントを紹介します。
何を意識して集客方法を決めれば良いかがわかれば、より効果的な戦略を立てられます。

ポイント1:ターゲット層を理解する

効果的な集客戦略を立てる上で、自社製品やサービスを誰に販売したいかを具体的に理解することが重要です。

集客方法を先に決めるのではなく、まずは誰をターゲットにするかを決めましょう。

例えば、化粧品を扱うストアの場合、商品を購入する具体的なターゲット層を「30~40代の働いている女性で、美容やアンチエイジングに興味を持ち始めている」と特定することで、より効果的なマーケティング戦略を練ることが可能です。

ターゲット層を明確にしないと、その層のニーズに合わない集客活動になり、最終的には赤字に陥るリスクがあります。

ポイント2:予算

自社に最適な集客方法を見つける際、予算は重要な決定要因です。予算の設定には、ビジネスの規模や目標、市場の状況などを総合的に考慮する必要があります。

予算が限られている場合、複数の施策を同時に行うのではなく、特に費用対効果が高い1〜2つの施策に絞り込むことが効果的です。

例えば、小規模事業者やスタートアップの場合、広告に膨大な費用をかけるのではなく、SNSやコンテンツマーケティングのような低コストで効果的な方法を優先することが望ましいでしょう。

また、顧客のニーズや行動パターンを理解し、より的確なターゲットにリーチできる手法を選ぶことで、予算の効率性を高められます。

施策ごとに十分な予算を割り当て、効果的なPDCAサイクルを確立することで、限られた予算内で最大の効果を得られます。成果が出始めたら、その結果をもとに予算を増やし、他の施策に拡大するのがおすすめです。

ポイント3:ターゲットや商品との相性

自社の製品やサービスに最も適した集客方法を選択するには、商材と施策の相性を見極め、効率と費用対効果を考慮して選択する必要があります。

相性が良ければ継続的に成果を得られますが、相性が悪いと投資した時間や資金が無駄になる恐れがあります。そのため、集客方法の効果は一定期間試してみて、成果が出ない場合は別の方法を試すと良いでしょう。

さらに、ターゲット層が日常的に使用する媒体で情報を発信することも、効果的な集客に繋がります。例えば、シニア層をターゲットにする場合、SNSよりも新聞広告やテレビコマーシャルなど、ターゲットが頻繁に目にする媒体を選ぶ方が適切です。

ターゲット層がどの媒体と親和性が高いかを調査し、それに基づいた集客戦略を立てる必要があります。

このように、商材と施策の相性を理解し、ターゲット層と親和性の高い方法を選ぶことで効率的かつ効果的な集客を実現できます。

まとめ

ECモールに比べ、Shopifyでは自らユーザーを集客する必要があり、手間がかかります。
しかし、一度自社ブランドへの認知を高め、多くの人から知ってもらえるようになれば、ECストアの売上を維持し続けられます。
また、様々な方法を試すことで、自社に合った方法を見つけられ、より効果的な集客施策を実践できるようになり、長期的な売上の向上にも繋げられます。

本記事で紹介した具体的な方法を参考に、どの方法であれば効果が出そうかを判断し、実践してみてください。

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